2012年9月9日日曜日

Androidユーザーの1/5がiPhone5に乗り換える中、どう対策するべきか

TechBargains.comの調査によると、Androidユーザーの22%がiPhone5に乗り換えるそうな。(といってもiPhone5の実物の仕様も出てない中、どこまで信用するべきかわかりませんが)

そういう中、Androidが現在のシェアを維持するにはどう対策するべきでしょうか。

幸いにも、4億8千万台のAndroid端末の2割は、9千万台ですが、これだけの量をAppleは販売日に揃えることができません。今年の実績では第一四半期で3500万大、第二四半期では2600万台です。
2割のAndroidユーザーよりも、既存のiPhoneユーザーの方が新型を欲しがっていますので、Androidユーザー欲しい時に買えるようになるには多少の猶予はあります。

その間にモトローラが新型を発表したように、他のメーカーもiPhone5より凄いと言わせるハイエンドな端末を年末に向けてだせるかが、第一に大切です。


第二には、今スマートフォンを持っていないユーザー、あまり携帯電話にお金をかけたくないようなユーザーに対して、どう低価格で魅力的な端末を出せるかです。
iPhone5の方が、性能的には欲しいけど、携帯購入時に余計に2万近く払うの嫌だよねというユーザー層です。まだまだスマートフォンを持っていないユーザーは多いです。
対してAppleよりもユーザーを獲得できれば、乗り換えられた分の補充は効くでしょう。

海外だと韓国勢のサムソンのエントリーモデル、日本だと加えてファーウェイなどの中華勢でしょう。

第三には、Googleがソフトウェアーのサービスをどう提供できるかです。
例えば、Google Playのギフトカードを用意しました。Android端末購入者には最初から50ドルのカードををつけるなどして、見せかけ上、お得感を出すとか

あるいは、サムソンがDropboxの50GBを2年間無料とやってるようなものを、Google Driveでやったりするなど、いろいろ方法はあります。

イメージだけで、これだけ乗り換えるユーザーが出るわけですから
 Androidも買いたくなるようなイメージ作りが大事でしょう。










2012年8月21日火曜日

日本では4人に1人がスマートフォンを、6人に1人がAndroid、12人に1人がiPhoneを所持 via ComScore

comscoreのレポートによると、2012年 6月時点で

おおよそ1億台の携帯電話への契約があり、そのうちの23.5%はスマートフォンを所持している。


スマートフォン所有者のうち、64.1%はAndroid端末を32.3%はiOS(iPhoneおよびiPad)端末を所有している。


おおまかにいえば

日本人の4人に1人はスマートフォンを所有
日本人の6人に1人はAndroidを所有
日本人の12人に1人はiPhoneを所有


外国の例をみれば、全体の50%ぐらいまではスマートフォンが占める可能性があるので、まだまだ競争はこれからだ。

これまでのような、開発の遅れや急な撤退がなければ、Windowsフォンも新しいのが出て今後は伸びる可能性があるので、来年は、数字は大きく変わっているでしょう。


2012年8月5日日曜日

canalysのレポートでは中国でのスマートフォン出荷台数が世界全体の3割近くを占める

Canalysのレポートによると
2012年 第二四半期のスマートフォンの出荷台数は1億5千万台
そのうちの68%の1億7百万台をAndroidが占める。

さらに、世界出荷台数のうち、27%を中国が占めるようになったのは大きい(アメリは16%)



これで、完全にAndroidは足場を固めたでしょう。
サムソンが、ヨーロッパやアメリカで訴訟をかかえていますが、サムソンがいつ退場しても

次の中国市場で育ったZTEやLenovvoやHuaweiが参入してくるでしょう。
もはや、スマートフォンが行き渡った先進国でのシェアより後進国でのシェア争いが大事になってきている。

こういう地域ですとデザイン性より価格が重要ですからAndroidの方が優位
 

 ただし、こういう地域で、いくらスマフォが普及しても日本で開発したアプリの売上に何ら影響はないだろう。購買率の高い北米でどれだけシェアを取るかが重要である。
iOSは最近、北米でのシェアを取り返している。逆転する勢いだ。
そういう意味では、アプリ販売においては、iOSが優位なのは変わらない。

2012年7月25日水曜日

Visioの新しいGoogle TVの予約が開始


Visioの新しいGoogle TVの予約が開始されました。


製品としては、$99は可も不可も無いところでしょう。
TVセットボックスが流行するには、もっと競争が激化しないとだめです。

OUYAというゲーム機が開発資金を得たという話もありますし、LGが新たに参入、Sonyもまだ撤退しない。Apple TV再びという噂も聞きます。
これらが、激しい競争を始めないことには盛り上がらない。


将来的には、今後新しくTVを買う需要もそう期待できませんし
最終的には、HuluやTSUTAYA TVに年間加入するともれなく、端末が貰えるとかならないと流行らないでしょう。

 ただ、動画中心の利用を考えた場合、数年前のプロセッサーでも十分だったりしますし、高価なタッチパネルも搭載しないので、年々安くなっていくことは間違いありません。





2012年7月23日月曜日

モバイル広告のeCPMでAndroidの方がiPhoneに比べて低い理由


記事によると広告の収益ではiPhoneの方がAndroidの方が上とある。日本語の記事はこちら
その理由を考えてみる。




Androidは古い端末が多い
バージョンの分布を見ても、2系が多いことから、古い端末が多いのでは
当然ながら、古い端末は遅いし、画面が見にくかったりします。
iPadのeCPM(収益)が高いことからもわかります。

魅力的なブラウザーが沢山ある
正式版 Google Chrome ブラウザーを始め、Firefoxやドルフィンブラウザーがあります。これはGoogle Playにはブラウザーアプリを配布にあたって制限がないからです。
Androidユーザーは、いまさらブラウザーに興味が無い。

iPhoneに比べるとライトユーザーが少ない
やはり広告を見てクリックするライトユーザー層は、iPhoneの方が多いのでしょう。
同じような経由でiPhoneを購入したわけですし
これは、RIMやWindows PhoneのeCPMが少ないことからも明らかでしょう。


 といっても、RIMやWindows Phoneみたいに、絶望的な差というわけではないので、これだけで、広告全体でiPhoneの方が、Androidの1.5倍とは断定できないです。
これは、複数の広告のeCPM値を見てみないとわからないですね。




2012年7月19日木曜日

広告シェアでAndroidがトップだが、単に広告離れの始まりではと考える



Tech Crunchの記事によると広告シェアでAndroidがiOSを抜いたようだ。

しかし単純に、Androidのシェアが増えたと捉えていいのだろうか?

むしろ、iOSで広告離れがすすんでいるだけではと考える。

理由は2つあります。


1つめは、北米シェアAndroidに対して、iOSの落ち込みが物凄い。

Q1からQ2にかけては、この地域では逆にiOSの方がシェアを微妙に伸ばしている
ここまで落ちる要素がない。


2つめは、今はiOSのトップセールスのアプリのほとんどはアプリ内課金

昔は無料アプリの場合、広告しか収入源はなかったが、アプリ内課金が出来て、流行に敏感なiOS開発者がまったく儲からない広告から話されているのではと想像しています。


広告離れが本当なら、すぐにAndroidの方にも影響が出てくるでしょう。Android開発者も収益上げたくて広告つけているわけですから。モバイル全体の広告の統計値が出てくると、明らかになっていくでしょう。


2012年7月9日月曜日

Nexus7が発売前に戦略レベルでiPadに販売台数では勝てないことが確定している3つの理由

わかりやすくいえば、日本にもNexus7が欲しいと思う人は沢山いるけど、売ってない。
Nexus7が日本で発売される前に、先にサムソンとかの競合商品が発売されて、安い7インチが欲しい人は別のを買う。
海外で発売日に爆発的に売れても、すぐに品切れを起こして、その間に他所が出す。


つまり単機種の販売台数は発売前の戦略で決まっている。


  1. 世界同時展開しているiPadに比べて、わずか数国で販売
  2. Appleの独占的に販売するのに比べて、他のメーカーから類似商品から山ほど出る
  3. Nexus7ではタブレット端末年間、数百万台が目標のAsusとのみ提携
ただしGoogle的には、Nexus7でiPadに超える必要はないのはわかっている。
Androidタブレット全体で勝てばいいし、それすら考えてなく、高価な10インチiPadモデルだけでなく、もっと安価なタブレットが普及してインターネット接続時間が増えれば広告収入が増えると考えてるかもしれない。




世界展開は、その地域で強いメーカーが出せばいい。
激しい競争で、消費者に優位な商品が生まれればいい。
Nexus7はリファレンスモデルなので、特定のメーカーに肩入れしたり、自社で数千万台作る必要はない。


実際の所、Googleのタブレット市場における戦略的目標は何かはわからないが
2012年の第一四半期においてKindle Fireの失速で、大きくシェアが落ちたタブレット市場で、Nexus7で存在感を示せるか、Appleがまだ手をだしていない、7インチモデルでAndroidタブレットそのものの、存在感を示せるかが気になるところだ。


今のところ、小型 iPadが出る前に、Kindle Fire2が出るという噂もあり、Androidタブレットは存続できそうではある。



2012年7月2日月曜日

Youtube Player API for Androidが間もなく登場


まもなくYoutube Player API for AndroidがリリースされるとGoogle IO 2012で発表がありました。

元々、古くからブラウザーからJavaScript経由でYoutubeのプレイヤー(Flash)を制御するAPIは出ていました。JavaScript APIというやつです。

ただし、これはFlashプレイヤーをJavaScriptで操作するのでFlashがインストールされていないと動きません。

それだとiPad/iPhone等でまったく動かないので、少し前に Youtube Player IFrame APIというのが出ました。これはHTML5をJavaScriptで操作します。

日本語のDeveloperページを見てると、情報が数年前から更新されていないので知ることはできませんが

本来なら、AndroidもこのWebViewクラスとIFrame APIでYoutue Playerは操作するべきなのですが、
Androidの場合まだまだ古いOSがFroyo(2.2)が多くて、WebViewを使ったアプリだと快適な操作ができません。

そこで、Youtube Player API for Androidがリリースされることになりました。
NativeのライブラリーなのでFroyoでも普通に動作するでしょう。また、WebViewクラスを使う制限がないみたいなので、幅広いアプリが作られると思います。

事前に発表するなど、最近はFlipboardの成功もありますしGoogleはYoutube APIを使ったアプリに相当期待しているのでしょう。

成功したら、iOS用のPlayer ライブラリーも出るかもしれませんね。


2012年6月15日金曜日

Androidタブレットがビジネス分野でiPadに勝てるかもしれない3つの理由




AmazonのKindle Fireの健闘はありましたが、タブレット分野ではiPadに完敗のAndroidタブレットに関して期待を持てる、アンケート結果が出てきました。

IDG Connectによると、iPadの27%にたいして、Androidタブレットは44%が購入する予定という結果がでました。
(規模からして信憑性に欠けるところもありますが、)

理由を3つ推測してみました。

価格
性能的に、初代iPadぐらいで十分で、とにかく安いタブレットが必要というケースも多いです。
とくにビジネスの場合、特定の用途でしか使いませんし
またハイエンドでも、個人だとiPadとの5千円の違いは気にされないかもしれませんが、大量に導入した場合、数千万円の違いになるので重要視されます。

デザイン以外の要素
まずは、サイズでしょう。用途を限定すれば、コンパクトな7インチが優位な場面が沢山あります。
また、屋外で使うのであれば防水/防塵機能は必要になってくるでしょう。

カスタマイズしやすさ
カスタマイズしだいで、標準のAndroidを完全に隠すことも可能なぐらい、いろいろ変更できます。
まさに専用端末を用意に作成することができます。


もちろん一般ユーザー向けでは、Android Tabletは苦戦しそうですが
ビジネス分野でシェアを取ることで、将来に期待がもてるかも、しれません。
ただし、ビジネス分野MSが強いので、Windows8 タブレットとの競争に勝たないといけませんが

2012年6月14日木曜日

DeNAのゲーム・神撃のバハムートがApp StoreとGoogle Playの両方でランキング1位に

DeNAのプレスリリースによると神撃のバハムートがApp StoreとGoogle Playの売上ランキングの両方で1位になったようだ。

このニュースを聞く限りでは
・日本のSNSゲームも世界に通用する
・App StoreもGoogle Playも客層は似てる

他の企業にも頑張ってもらいたいものです。


それに加えてTechCrunchにて気になる記事がありました。

DeNA says that Rage of Bahamut, which was the #1 grossing game on both Android and iOS yesterday, is earning about the same revenue per day from both platforms
ただし、発言のソースおよび、金額は不明です。

ようするに、AndroidでもiOSぐらいの収益を得られるということです。
もちろん、1社に限ったデータなのですが、ユーザー数はAndroidの方が多いわけで、アプリ内課金などを駆使すれば収益化されるいい例ではないでしょうか。

これまで、App Storeにたいして収益は1/3程度とかのデータが出ていて、配信を躊躇するメーカーも出ていましたが、今後Androidで収益化できる企業が多数出てくるといいですね。







2012年6月2日土曜日

ComScoreによる4月のアメリカスマートフォンシェアは、Android・iOSの二極化が安定して進む

ComScoreによる4月のアメリカスマートフォンシェアは、Android・iOSの二極化が安定して進む

Androidは48.6%から50.8%と堅調にシェアを伸ばす
iOSは29.5%から31.4%と、新型の発売を控えシェアが伸びにくい時期に、シェアを伸ばしている。

一方、RIMは15.2%から11.6%と消滅まじか。

今月は比較的安定した結果だが、来月以降、

次のiPhoneが出る頃には、RIMは脱落しそう
またMSがWindows8で再攻勢をかけるときには、Androidの伸びも止まりそう。

Androidの場合


サムソン・HTCなど、そこそこの端末を出していますが
Androidが現状維持するには、Googleに買収されたMotorolaがどこまで
新しい価値観の端末を出すかにかかっているのでは




2012年5月27日日曜日

モトローラの買収完了 Googleのメリット

長い期間をへて、Googleのモトローラの買収が完了した

Googleぐらいの利益を上げて多大な税金を収めている会社だと、こういう赤字会社を買収した場合、数年にわたり税処理で多大なメリットがあるようだ。それ以外にも


モトローラ買収によるGoogleのメリットを上げてみよう

Android OSの品質の向上

なんといっても、ハードをソフトを同じ会社が開発することで品質が大幅に向上するでしょう。
元から共同開発が多かったとはいえ、開発結果が競争相手に無償で渡るで全力で開発してるとは言えなかっただろう。

他のメーカーの端末の品質の向上

Android端末メーカー同士の競争において、現在サムソンが有利に展開している。モトローラの技術を他社に提供することで、他のメーカーもサムソンと競争できるようになるだろう。

特許訴訟で優位

携帯電話初期から存在するモトローラは物凄い特許を所有している。これまでAndroidは訴訟で悩まされてきたが、これでリスクは大幅に減るだろう。

新製品の開発が可能

Google TVなどAndroidを使った新製品はメーカーの思惑などもあり、うまくいかなかった。
製造メーカーを手にしたGoogleは単独で、ハイテクメガネなどのAndroid端末を開発することが可能だ。




買収による懸念
一方、買収によって最新のAndroidはモトローラが独占するのではという懸念があるが、それはまずない。
競合するWindows8というOSがあるので、そう簡単に他社製造メーカーを不利に扱うわけにはいかないからだ。




Googleのモトローラ買収によってAndroidのシェアは安定して維持できるだろうと思われる。

2012年5月26日土曜日

さすがにドコモ終わったわ。ロンドンオリンピック日本代表選手団へのGalaxy Note提供

NTTドコモの報道資料によるとロンドンオリンピック日本代表選手団へサムソンのGalaxy Noteを提供するそうです。

オリンピックという国民的なイベント・日本を代表する選手達に、同等の日本メーカー品があるにも関わらずわざわざ外国製を提供する時点でNTTドコモは終わったと思います。

これが、台湾HTCやアメリカApple製なら、もう少し言いたいことあるのですが
いろいろ面倒くさい韓国製なので批判はこれぐらいにしておきます。


五輪代表団のスーツが中国製だとしたらというぐらい情けない話です。

2012年5月17日木曜日

ガートナーによるスマートフォン世界シェアレポート 2012年第1四半期

ガートナーによるスマートフォン世界シェアレポート 2012年第1四半期が公開された。
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=2017015



スマートフォンは現時点で完全にAndroidとiPhoneの2極化したといっていいだろう。
この2つのプラットフォームは前年度より多くく成長している。

一方、シンビアンとBlackberryは大きく下げている。
Blackberryは企業用でしばらく維持できるかもしれないが、シンビアンからWindows8に変わってもシェアはまったく回復しないのではと思う。(一部予想では、2015年頃iOSを抜くというのもあるが)


AndroidとiPhoneだけを比べると、前年度の比率は2.1対1 だったのが、2.4対1と若干
日本では実感しにくいが、価格の安さが途上国でシェアを伸ばす大きな要因だ。


 これでAndroidの勝利は確実と思えるが、大きな心配点もある。それはAndroidのシェアのなかで、サムソンが占める割合が4割りと非常に大きくなっている点だ。
 別にサムソンの品質がどうとか、サムソンがWindows8に寝返る心配をしているわけではない。
Androidの長所である多様性が、1メーカーの台頭で損なわれるのではという心配だ。

つまり、ユーザーはiPhoneとサムソンの端末を比べて、iOSとAndroidを比べるようになるだろう。
その結果、もしサムソンがNokiaのようにユーザーの望まない端末を出し続けると、SymbianのようにAndroidも衰退するのではという懸念だ。それ以外にも、過去の例にあるようにダンピングのあげく産業そのものを衰退させるという懸念もある。

 そうならないためにも、とりわけ個性的な日本メーカーの世界進出を応援したい所だが、厳しいようだ。来年には寡占化が一層すすみ、いくつかのメーカーはドロップするかもしれない。
いずれにせよ、スマートフォン業界はまだまだ激しい競争が続いている。
場合によっては、サムソンとAppleが入れ替わることが起きてもおかしくない状況だ。


2012年5月15日火曜日

東芝、13.3型の地デジチューナ付きAndroid 4.0搭載タブレットを発売

ニュースによると東芝は 13.3インチ・10.1インチ、および13.3インチのタブレットを発売するようだ。

OSはAndroid4.0と最新で、プロセッサーもNvidiaのTegra3とAndroid端末としては最新だ。

有機EL搭載やワンセグ搭載など、機能面で優れている部分も沢山ある。

日本での値段が他社のAndroid端末より割高で、どこまで売れるのか気になるところだ。
ただし、海外では驚くほど安い値段になったりするので、世界的な売れ行きがどうなるかわからない。

どこのメーカーも10.1インチではiPadに惨敗してるだけに、東芝が10.1モデルで検討するのか
あるいは、13.3インチモデルという新たな市場を開拓するか楽しみである。

2012年2月25日土曜日

アプリ価格はAndroidがiPhoneの2.5倍という調査結果の無意味さ

アプリ価格はAndroidがiPhoneの2.5倍 にはあまり意味がないだろうと考える

Android apps are too expensive by Canalys

なぜならば、無料アプリが中心のAndroid MarketとApp Storeを比較しても仕方ない

Distimo社の調査結果によるとAndroid Marketにおける無料アプリの割合は実に68%になる。
当初よりAndroid Marketは無料アプリが多く、さらに増えたようだ。

App Storeの方は、半分以下のようだ
There Are Now More Free Apps For Android Than For The iPhone
http://www.gizmodo.jp/2010/08/android.html



またGoogleがモバイル広告市場で業績を伸ばしていたり、
日本でもグリーやモバゲーがアイテム課金で大成功を収めているなど無料アプリで収益を上げるビジネスモデルが流行りだしている。


単純なアプリのダウンロード数ではなく、広告・アイテム課金などを含めた市場調査が出てくることを望む

2012年1月29日日曜日

2012でのAndroid Tableの実稼動数


Flurry Analyticsが出した2012年1月におかえるAndroidタブレットの割合のレポートがある

別のレポートによると2012年度4半期で1000万台近くAndroidタブレットが出荷された。
また、Amazon Kindle Fireは500万台近く、発売されたという。

これらの情報から仮定すると現在

Amazon Kindle Fire 500万台
Samsung Galaxy Tab 500万台
Asus Transformer  97万台
Acer Iconia Tab 97万台
Motorola Xoom 55万台
Toshiba Thrive 41万台

と仮定できる。

あらためて、数字にしてみると、iPadと直接競合するハイエンドタブレットはまったく売れていないのを思い知らされる。

Android Tabletとしては、噂されるiPadの小型が出てくる前に、低価格小型端末のシェアをどれだけ抑えられるかだろう。Amazon Kindle Fireの世界展開や、各大手からの新型端末の登場が望まれる。

ハイエンドタブレットに関しては、Transformerのようなノートパソコンと一体化したような、iPadとは別物を出していくしか方法はなさそうだ。

2012年1月27日金曜日

ようやくTablet市場で存在感を見せるAndroid

Strategy Analytics社のレポートによると


2011年の第四四半期における、タブレットの出荷台数シェアで
AppleのiPad 57.6%に対して、Android Tabletは39.1%のようだ


これだけ見ると、6:4と、Appleの勝利でしかないが、
前年度の、7:3に比べると、Androidの検討と言えるだろう。


もちろん、Androidタブレットの大半は、Kindle Fireなどの200ドルモデルであり、数値が販売台数ではなく出荷台数ではないことからも、利益でいえば、Appleに完敗であろう。


 しかしながら、Kindle Fireなどの7インチ低価格モデルが消費者に受け入れられてきたのと
Sonyタブレットのようなハイエンド商品も消費者に受け入れられてきた(Sony Tabletが英国で好調)のは

Android Tableにとっていいことだ。
2012年度において、出荷台数で追いつくには、競合する10インチモデルをiPad並の性能で、200ドル以下で販売できるかどうががキーだろう。