2009年3月28日土曜日

AppStoreの収益性が、逆にAndroidの販売を促進する

iPhoneのAppStoreはとても好調のようです。またAndroidのAndroid Marketも順調に推移しているみたいです。

AppStoreとAndroid Marketは共に、収益の70%を開発者へ配分します。

そして残り30%の分配だが
AppStoreはAppleが徴収します。
一方、Googleはキャリア(通信事業者)へ支払います。

 大手キャリアにとってはAndroidの方がこれまでのビジネスと同じく
ソフト販売での収益を得る機会があるわけです。

 AppStoreの収益性が高いほど、将来への期待が高まるほどに
キャリアは自らの収益にも繋がるAndroidの普及を望むのではないでしょうか?



今はAppStoreの方が圧倒しており必要性がないだけであり、将来的にはAppleもキャリアとの収益に分配を考えるかもしれません。

2009年3月17日火曜日

HTCは今年 Magic含めて3つのAndroid端末を出す予定

mobileburnによると
http://www.mobileburn.com/news.jsp?Id=6602

HTCは今年 Magic含めて最低、3つのAndroid端末を出す予定だそうだ。
4月ごろ?にMagicが出るから、おそらく、Q3,Q4で出すのでしょうね。

HTC的に、Androidは十分採算が取れるとみたのでしょうね。
他がどこまでAndroid端末出すのかわかりませんが、
台数が出ずに、Androidの普及が序盤でこけないで済むのは、ありがたいですね。

また、OMAP4やTegraを搭載の端末が出るのか楽しみです。
そのうちiPhone3.0についても詳細がわかるみたいですから、今年のスマートフォーン市場は面白そうです。

au初のスマートフォン「E30HT」は5月発売について

やはり、日本のビジネスモデルだとスマートフォンは高額になるな
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0903/17/news032.html
これは、HTCの「E30HTだが、仮にこれがAndroid端末になっても同じようになるだろう。

 普通に無線Lanを使わせると、携帯電話会社にうまみがまったくない。
むしろ、顧客が無線Lan移行されてしまい、先細りが進んでしまう。

そのため、こういう形でのサービス提供になるが、この高価格だと個人では手が出ないだろう。
そして、新しいビジネスモデルを作れない限り、ドコモからAndroid端末が出ても同じようなサービスになりそうだ。

日本で売れるAndroid端末は、ポータルブル、ワンセグ録画機だろう

技術的課題は多いだろうが、日本で売れるAndroid端末は
ポータブル ワンセグ録画機ではないだろうか?

Androidは携帯電話としては、ドコモが本気出さない限り売れようがありません。
(ドコモ的には、Androidのオープンな部分でどう収益を上げるのか見えていません)

となると、今後日本で売れそうなポータブルな機器を見るとワンセグしかないのではないでしょうか?ネットブックとしてはLinuxではやはり日本では売れません。

たしかに、動画プレイヤーもありますが、この分野はiPhoneやPSPなど競合が強すぎます。
また価格やすでに安すぎます。

一方、売れているワンセグ録画機はまだまだ、値段的にも高価です。
システム的にも4月か5月ぐらいには、Android OSで録画機能がサポートされるので実現が不可能というわけではない
(あらためて振り返るとGigabeatとAndroid相性よさそうと思います)

これらの可能性はOpen Embedded Software Foundationの設立後、いろいろ明らかになっていくでしょうね。
 もとより、まったく売れそうにもないにも関わらず、ポータブル動画機は沢山新発売されています。その中の数種類はAndroidベースになってもおかしくはないのではないでしょうか。

案外、フーリオとか作ってしまう台湾とかから最初に販売されるかもしれませんね。

Androidフォンの第一印象・携帯としては日本でまず売れない

ようやく手元に届いた、Androidですが、$399は高いな!
携帯としては一般には売れるとはとても思わないけど、ツールを自分で作りこめば楽しそうだ。


安っぽく、かっこわるい
原価 $150ぐらいといわれていますが、販売価格もそれぐらいが妥当じゃないという安っぽい作りです。日本のユーザーから見たら中国製のパチ物にしか見えません。
このまま日本に持ち込んでも、ビジネス携帯として、BlackBerryと少ないシェアを争うことになるだけでしょう。
 この数年前のPDAのデザインだとドコモやソフトバンクの一般客層にはまず売れないでしょう。
ただ、将来的には、端末価格が相当安くなるみたいで、そうなれば格安ノートのEee PCのように日本で売れる可能性がないわけではありません。

使ってみると以外と面白い
無線Lan接続があれば、Youtube動画見てればいいし

普段は、手軽に新しいゲームなりソフト探してみたりできるから
退屈はしないでしょうね。
 
おそらくAndroid Marketのダウンロード数は相当な数になるだろう。
(でもソフトの質的には、iModeが始まった時といい勝負)


 結局このまま、今出てるような端末が日本に来ても、ほとんど売れずに、来年ぐらいに、
why the japanese hate Androidとか、書かれそうですね。
(注:Why the Japanese Hate the iPhoneという記事が最近は流行っているみたいです)
 こう改めて考えると、iPhoneはがんばって日本で売ってますよね。

NTT Docomoが日本専用のiMode Marketとか作れば面白いと思いますが
(収益モデルを通信から流通にシフトして)

いずれにせよ、NTT DocomoがAndroidをどう扱うのか楽しみです。

携帯電話としての欠点などは以下参照
http://www.gizmodo.jp/2008/09/androidtmobile_g15_1.html
http://h2o-space.jp/blog/archives/282

2009年3月16日月曜日

なぜPSP2はDSではなく携帯電話をライバルとするのか を読んで

なぜPSP2はDSではなく携帯電話をライバルとするのか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0316/kaigai494.htm

少し専門的だが面白い記事だった。

今年の年末に出るであろうTegraやOMAP4搭載の端末では
完全にPSPを超えるだろう
(むしろ低価格でそこまで、優位を誇ったPSPのスペックの高さに驚かされる)

Androidなどの携帯系ではパッケージ販売は難しいだろう。
最初は容量が大きいアプリなどを書籍にまとめてフリーアプリ100とかの形になるだろう。
(販売台数が増えれば変わるだろうが)

隙間の時間で遊ぶのが主だろうからダウンロードはAndroidの場合低価格アプリで無いと売れないだろうね。

 ただ、日本にある豊富なキャラクターを活かせば、ビジネスとして成立かもしれない。
例えば、アプリの動作は同じだけど、キャラクターがガンダムのGmailとか100円や50円で売るとか


いずれにせよ、次世代のiPhoneやAndroidは相当強力だからPSP2がハードで上回るのは困難だろう。
価格的にも携帯機器のは月額料金から後で回収すればいいので、PSP2といえど差をつけるのは難しい
もちろん、PSPの場合、PS2のソフトなど過去の資産を有効に活用すればソフト面では優位に立てるだろう

楽しみなことには変わりは無い

2009年3月13日金曜日

Google Image検索が強化されました

前とどう変わったのかよくわかりませんが、Google Image 検索が強化されたようです。
http://googlemobile.blogspot.com/2009/03/new-image-search-results-for-android.html

フィルターで顔とかを指定して検索できるようにもなりましたし、
画像をクリックで詳細も表示できるようになったようです。

Google Mobileページは少しずつですが、デスクトップパソコンと変わらず便利になってきましたね。

イギリス向け有料アプリ配信が可能に

Android Marketからのお知らせによると

イギリス向け有料アプリ配信が可能になったみたいです。
(有料アプリの配信自体が日本からはできませんが)
ドイツとオーストリー向けにも間もなく開始するそうです。

また今月末にはフリーアプリをフランス向けに配信できるようになる模様
着々と、ヨーロッパで勢力を伸ばしていますね。

まあアメリカではiPhoneやBlackBerryが強すぎるのでヨーロッパに力入れるのは正解だと思います。

2009年3月12日木曜日

Amazon ではG1が$99で売られているようです

FierceWirelessによるとAmazonではG1が$99で売られているようです
http://www.fiercewireless.com/story/amazon-selling-g1-under-100/2009-03-11
Amazonページ
http://www.amazon.com/T-Mobile-G1-Phone-Google-Black/dp/B001JT1U1E/

といっても、新規契約時に限るようで、
他のサムソンやLGは無料、BlackBerryも$99みたいなので、アメリカの携帯事情が安さを要求しているのでしょうね。
日本でも、光契約するとパソコン無料とかありますので月契約を取るのが重要なのでしょうね。

この安さ路線で、少しは他スマートフォンはAppleからシェアを奪うことはできるのでしょうか

Windows Marketplace for Mobileの詳細が明らかに

MS、「Windows Marketplace for Mobile」の詳細を発表--料金体系などが明らかに
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20389752,00.htm

年額 $99で、アプリごとに$99必要とのこと。
有料版はAndroid MarketやApp Storeと同じく、70%を開発者へ支払うとのこと
(Googleの場合は抜いた30%は通信事業者に払うようだ)

強気な値段設定ですね。それだけWindows Mobileにはビジネスユーザーが多い
開発メーカーも多いのかもしれませんね。

いずれにせよ、これで3社ともマーケットが揃い
開発者が直接収益を得る方法が増えるのはいいことですね。

2009年3月10日火曜日

Android Dev Phone1の正式版 Firmware 1.1が公開されました

VistaやWindowsで1.0から1.1にはコツがあります(他の組み合わせで問題が起きるかどうかは不明)

最初普通に、試してみましたが、最後のfastbootの所でwaiting for deviceとなり、うまくいきませんでした。
でもメーリングリストにあったように、HTC Android Phone USB Deviceをデバイスマネージャーから削除したら成功しました。(このデバイスはfastbootでは使用しません)


その他もろもろ手順のメモをアップしました。参考になれば
Android Dev Phoneのバージョンを1.1にする方法のメモ

詳しくは英語ですがMLに書いてあります
http://groups.google.com/group/Android-DevPhone-Updating/browse_thread/thread/839cf02b0fc5355d

fastbootの状態で、fastboot rebootするといいです。変なキーを押すと別のモードになっていろいろ大変でした。


Android Dev Phone1 用の公式 Updateがついに出ました。
http://www.htc.com/www/support/android/adp.html


SDK 1.1に対応したものです。

Update情報を見ると、有料・無料を問わず、コピープロテクトがかかったソフトは、Android Marketからダウンロードできないようです。
http://android-developers.blogspot.com/2009/03/software-update-available-for-android.html

ついにSkin対応って?

ニュース見ているとスキンに対応したとか
http://www.trustedreviews.com/mobile-devices/news/2009/03/10/Android-Skins-Finally-Appearing/p1

あるに越したことはないですね。
ただ、AndroidはHomeボタンで表示される最初の画面が、一つのActivityとして定義されていて、これを通常のアプリ同様に作成することができます。

今後、人気のHOME画面が出てくるかもしれませんね。

アプリの方は
Android MarketでHome で検索してみてください。

2009年3月9日月曜日

携帯以外にAndroidの進む道



携帯電話以外で、Androidが進む道を考えてみました。より具体的にするため、商品名も入っています。上リンクは画像の代わりです。

(1)マルチメディアプレイヤーのTOSHIBA gigabeat

gigabeatは、かなり値段がこなれてきて、お買い得になってきました。
この格安、マルチメディアプレイヤーという商品は、Androidの得意とする分野ではないでしょうか。

(2)電子辞書のSHARP PWシリーズ

キーボード付きの端末もある、Androidは電子辞書とか向いていると思います。
Windows OS以外のネットブックだと日本では売り込みにくいですが、
「電子辞書です。しかも、メールもホームページも見れて、ゲームも出来る」とかなら商品として伝わりやすいのではないでしょうか。

(3)デジタルフォトフレーム
これは液晶がもう少し安くならないと実現させにくいですが、液晶の販売促進にはもってこいです。データーの転送や、ネットワークで取得などもAndroidを使えば、安価にできるのではないでしょうか。

これ以外にも、まだまだAndroidの可能性ありますよね。Maid in JapanのAndroid端末を早いところ見てみたいです。

2009年3月7日土曜日

2012年にAndroidがiPhoneを抜くという予測があるが

The research by Informa Telecoms & Mediaの予測として
http://www.businessweek.com/globalbiz/content/mar2009/gb2009036_886305.htm?chan=globalbiz_europe+index+page_top+stories

2012年にはAndroidがiPhoneを抜くという予測があるそうだ。
これは、格別Androidが優れているというわけではなく、Appletの主力商品が、iPhoneから別の何かに移っているからだろうと思われる。

 というのも、その頃には、スマートフォンの値段は1万を軽く切っていて、あまり儲からない分野になっているのではないだろうか。
例えるなら今の低価格音楽プレイヤーのようなものだ。

ソフトウェアーで設けるという線もあるかもしれない。
しかしその頃には、携帯のネットワークも発達して、今のパソコンと同じように使われるのではないだろうか。無料で楽しめるコンテンツが豊富になれば、有料ソフトの売り上げはさがると思われる。

といってもこういう予想はあまり当たらないことの方が多い。

2009年3月6日金曜日

3月4日入荷予定だったAndroid Dev Phoneが入荷したようです。

3月4日
ここしばらく、品切れ中だった Android Dev Phoneが入荷したみたいです。

一時期に比べると、円が下がってしまいお得感は少なくなりましたが。

ファオームウェアー等は未確認ですが、わかりしだい追記したいです。

モバイルで存在感を見せ始めるAndroidとJava


http://marketshare.hitslink.com/mobile-phones.aspx?qprid=55&sample=31
Net Applicationによると、モバイル環境からのインターネットアクセスは図のようになる。
見ての通り、iPhoneが66.44%と圧倒的なシェアを誇っている。

一方でAndroidも6.26とWindows Mobileに迫る勢いだ。2番手のJ2MEとはおそらく、JavaMEが動く携帯などだと思いが、これら2つを合わせるとモバイル上でのJavaは15.37%とかなりのシェアだ。

次回の調査でAndroidがどこまで伸びるか楽しみだ。

2009年3月2日月曜日

Android SDK 1.1 リリース

Android SDK 1.1 がリリースされました。

ダウンロードは新しい開発者向けサイト(英語)
http://developer.android.com/index.html 
より

このバージョンからSDKバージョンというのが導入されました。
これは、今後 SDKのバージョンが上がって機能が増えていく中、古い端末でも動くようにするための仕組みです。


いくつかバグも修正されたようです。また新機能やAPIの修正も行われたようです。
詳しくは
http://developer.android.com/sdk/android-1.1.html