2010年9月19日日曜日

Androidマーケットでアプリのダウンロード・販売が伸びない3つの理由

 実際にAndroid Marketにアプリを配信・販売されている方は多いと思います。
実際に配信してみると想像以上にダウンロードされる回数が少ないと思う方も少なくないと思います。
かくゆう私もAquaビューワーや流しギャラリーなるアプリを販売・配信していますが数が伸び悩んでいます。

無料で5千ダウンロードを下回るような原因を考えてみました。
露出回数不足・プレゼン力不足・品質不足の3つではないでしょうか。

露出回数不足
Android Marketの仕組みもあるのですが、基本的に新しいアプリがユーザーに見てもらえる機会は新着タブしかありません。これは次々と新しいアプリが入ってくるので
せいぜい、見てもらえるのは数百回ぐらいではないでしょうか。(この回数だと特に有料アプリの場合厳しい結果になる)
 もちろん、広くユーザーに受け入れられるアプリの場合、この露出だけで評価や口コミにつながっていくでしょう。しかし、ユーザーを限定したアプリ(例えば楽天やはてなの機能使う場合)対象ユーザーに出会えない可能性が高いです。

後はどういう基準で選ばれるかは不明ですが、プロモーションで表示される機会はあります。
しかし一定の評価なりダウンロード数に達しないと表示されないと想像します。


プレゼン力不足
さてどうにか、Android Marketの詳細ページをユーザーに見てもらったとして
限られたスクリーンショットや文章だけでアプリの内容をどれだけ伝えられるでしょうか
正確に伝えるには相当の文章力やデザイン力を求められます。
 アプリを作るぐらいの労力を、この紹介文やアイコン作成に費やさないといけないでしょう。
言い変えるとアプリの内容関係なく、ある程度までは紹介の出来でダウンロード数が決まってしまいます。

品質不足
Android Marketはアプリの数だけ注目を浴びているが品質も急激によくなってきています。
たしかにスパムアプリも多いですが、自身が配信しているアプリと競合する高品質のアプリも次々とリリースされています。それらを上回るほどの十分な品質がないと口コミとかで広がったりメディアに取り上げられることもないでしょう。
 また宣伝やプレゼンがうまくいって購入して頂いても、Android Marketの仕組み上、ユーザーが価値がないと判断すると返品されてしまいます。広告表示の無料アプリでも価値がなければユーザーは使わないでしょう。

改善案
露出を増やす一番の方法はAdmobでのアプリ広告です。広告出せば有料版で元を取れるという甘い話はありませんが、十分な数のダウンロード数は得られるでしょう。
だいたい1000回表示するのに、$50ぐらいのコストがかかるでしょう。
コストはかかりますが、一定数のダウンロード数があれば、質はいいのに埋もれるということはなくなるでしょう。広告を売ってもさっぱり伸びないのは、プレゼン力あるいは品質に難があるからでしょう。

 プレゼン力不足や品質不足を補うには時間をかけて作り込むしかないでしょうね。
これだけアプリの供給が多いと出せば売れるということはありません。

2010年9月13日月曜日

2014年にAndroidが世界2位のOSになる予想でもAppleの株価が上がる理由

調査会社米ガートナーの予想では2014年にはiPhoneなどを追い越してAndroidが2番手のOSになる予想がでています。
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=1434613

Appleの株価が上がるわけ

一見、Appleに不利とも見える調査結果が出ているにも関わらずAppleの株価が延びるのはなぜでしょう。
それは2010年と2014年の販売台数の予想を見ればわかります。
2010年の販売予想が4千万台ですが、2014年には3倍の1億3千万台になるとされています。

Macの販売例を見れば分かるようにAppleは常に高い利益率を維持して物を売り続けています。
iPhoneも韓国部品・中国組み立てとコストダウンのための施策も完璧でAppleのブランド価値とiOSの差別化を合わせると、他社の値下げ競争に巻き込まれずに済むでしょう。

 利益率は変わらず、将来販売台数が3倍になると予想されれば株価が上がるのも当然ではないでしょうか。

Googleの株価が下がるわけ

一方Googleの場合、無料で配ってる、Androidがいくら普及しようにもGoogleには直接な収入はありません。
Android MarketもGoogleの取り分は微々たるものです。

 ただしAndroidの普及によりユーザーがパソコンからスマートフォンへ移ってもGoogleは検索の中心に居続けられるでしょう。もしiOSの勝利が予想されれば、当然AppleはGoogleを広告ビジネスからはじき出します。そうすれば株価は半減になってもおかしくないでしょう。
 つまり、Androidの普及により現状と同じぐらいの広告収入が維持できると予想されたのではないでしょうか。
そして株価が下がるのは、広告ビジネスに対する不安があると思います。

 Androidの普及がGoogleの収益に繋がることを直接的に示さないと株価は上がらないでしょう

2010年9月12日日曜日

Amazon.comで売られるAndroidタブレット

以前はArchosぐらいでしたが、だんだん数が増えてきましたね。

eLocity A7 Touchscreen 7-Inch

Archos 7 8GB Home Tablet

10.2" IRobot Google Android 2.1 Apad Epad Notebook Laptop 256M

10.2 inch large touch screen Zenithink Android 2.1 tablet (ePad)

ZTO 7 Inch Touch Tablet PC - Google Android v1.5 ROCKCHIP CPU 600MHz WIFI Camera

 この中でも特に注目なのがeLocity A7 です。nVidiaのTegra2搭載のOS 2.2搭載端末です。
非常に高性能ながら、値段は3万円代と非常に手頃になっています。

この値段ですと、同価格帯のネットブックとも十分競争していくのではないでしょうか。
東芝からもFolio 100が出ますし、Luvpadというのも出ます。Tegra2搭載端末のラッシュが始まるでしょうね。
タブレットではWindows 7搭載端末も多数出ますが、こちらは5万円代と普及するには値段が高いです。

 一方日本でもおなじみの中華Padも2万円を切る価格で売れてきてますね。
今後、これら安い端末で使わているRockchipのプロセッサーの新しいのが出て2.1に対応するようですので低価格モデルもブレイクするかもしれませんね。

 といっても、Appleは非常にうまくiPadの値段付けをしていますし、キャリアとの提携も順調です。
スマートフォンの場合は、携帯メーカーは端末価格を上がるので、スマートフォンには積極的ですが、パソコンメーカー的には、タッチパッドは端末価格が下がるので、あまり力を入れてこないと思います。
 ですのでスマートフォンと違ってAndroidがiPadのシェアを超えることは無いと思いますが、どこまで面白いAndroid端末が出てくるか楽しみです。

2010年9月9日木曜日

Androidアプリ・写真選択ソフトの流れギャラリーを公開した

写真選択ソフト 流れギャラリー というアプリをAndroid Marketにて公開しました。
FlowGallery
流れギャラリーをどういう写真選択アプリかといいますと、流れてくる写真をタッチで選択します。
目的の写真見つけるのは、普通の写真選択アプリに比べると、時間かかりますが、まったりと写真を選択する場合に楽しめると思います。


 まだ最初のバージョンですので、最新機種とかでは動作早過ぎる場合もあります。1.5対応ですので多少古い端末でも動きます。フォトフレームで動かしてみましたが、GC連発で実用性はありませんでした。
 ただしNDK使っているのでARM端末でしか動きません。



インストールは、Android Marketからどうぞ