2012年7月25日水曜日

Visioの新しいGoogle TVの予約が開始


Visioの新しいGoogle TVの予約が開始されました。


製品としては、$99は可も不可も無いところでしょう。
TVセットボックスが流行するには、もっと競争が激化しないとだめです。

OUYAというゲーム機が開発資金を得たという話もありますし、LGが新たに参入、Sonyもまだ撤退しない。Apple TV再びという噂も聞きます。
これらが、激しい競争を始めないことには盛り上がらない。


将来的には、今後新しくTVを買う需要もそう期待できませんし
最終的には、HuluやTSUTAYA TVに年間加入するともれなく、端末が貰えるとかならないと流行らないでしょう。

 ただ、動画中心の利用を考えた場合、数年前のプロセッサーでも十分だったりしますし、高価なタッチパネルも搭載しないので、年々安くなっていくことは間違いありません。





2012年7月23日月曜日

モバイル広告のeCPMでAndroidの方がiPhoneに比べて低い理由


記事によると広告の収益ではiPhoneの方がAndroidの方が上とある。日本語の記事はこちら
その理由を考えてみる。




Androidは古い端末が多い
バージョンの分布を見ても、2系が多いことから、古い端末が多いのでは
当然ながら、古い端末は遅いし、画面が見にくかったりします。
iPadのeCPM(収益)が高いことからもわかります。

魅力的なブラウザーが沢山ある
正式版 Google Chrome ブラウザーを始め、Firefoxやドルフィンブラウザーがあります。これはGoogle Playにはブラウザーアプリを配布にあたって制限がないからです。
Androidユーザーは、いまさらブラウザーに興味が無い。

iPhoneに比べるとライトユーザーが少ない
やはり広告を見てクリックするライトユーザー層は、iPhoneの方が多いのでしょう。
同じような経由でiPhoneを購入したわけですし
これは、RIMやWindows PhoneのeCPMが少ないことからも明らかでしょう。


 といっても、RIMやWindows Phoneみたいに、絶望的な差というわけではないので、これだけで、広告全体でiPhoneの方が、Androidの1.5倍とは断定できないです。
これは、複数の広告のeCPM値を見てみないとわからないですね。




2012年7月19日木曜日

広告シェアでAndroidがトップだが、単に広告離れの始まりではと考える



Tech Crunchの記事によると広告シェアでAndroidがiOSを抜いたようだ。

しかし単純に、Androidのシェアが増えたと捉えていいのだろうか?

むしろ、iOSで広告離れがすすんでいるだけではと考える。

理由は2つあります。


1つめは、北米シェアAndroidに対して、iOSの落ち込みが物凄い。

Q1からQ2にかけては、この地域では逆にiOSの方がシェアを微妙に伸ばしている
ここまで落ちる要素がない。


2つめは、今はiOSのトップセールスのアプリのほとんどはアプリ内課金

昔は無料アプリの場合、広告しか収入源はなかったが、アプリ内課金が出来て、流行に敏感なiOS開発者がまったく儲からない広告から話されているのではと想像しています。


広告離れが本当なら、すぐにAndroidの方にも影響が出てくるでしょう。Android開発者も収益上げたくて広告つけているわけですから。モバイル全体の広告の統計値が出てくると、明らかになっていくでしょう。


2012年7月9日月曜日

Nexus7が発売前に戦略レベルでiPadに販売台数では勝てないことが確定している3つの理由

わかりやすくいえば、日本にもNexus7が欲しいと思う人は沢山いるけど、売ってない。
Nexus7が日本で発売される前に、先にサムソンとかの競合商品が発売されて、安い7インチが欲しい人は別のを買う。
海外で発売日に爆発的に売れても、すぐに品切れを起こして、その間に他所が出す。


つまり単機種の販売台数は発売前の戦略で決まっている。


  1. 世界同時展開しているiPadに比べて、わずか数国で販売
  2. Appleの独占的に販売するのに比べて、他のメーカーから類似商品から山ほど出る
  3. Nexus7ではタブレット端末年間、数百万台が目標のAsusとのみ提携
ただしGoogle的には、Nexus7でiPadに超える必要はないのはわかっている。
Androidタブレット全体で勝てばいいし、それすら考えてなく、高価な10インチiPadモデルだけでなく、もっと安価なタブレットが普及してインターネット接続時間が増えれば広告収入が増えると考えてるかもしれない。




世界展開は、その地域で強いメーカーが出せばいい。
激しい競争で、消費者に優位な商品が生まれればいい。
Nexus7はリファレンスモデルなので、特定のメーカーに肩入れしたり、自社で数千万台作る必要はない。


実際の所、Googleのタブレット市場における戦略的目標は何かはわからないが
2012年の第一四半期においてKindle Fireの失速で、大きくシェアが落ちたタブレット市場で、Nexus7で存在感を示せるか、Appleがまだ手をだしていない、7インチモデルでAndroidタブレットそのものの、存在感を示せるかが気になるところだ。


今のところ、小型 iPadが出る前に、Kindle Fire2が出るという噂もあり、Androidタブレットは存続できそうではある。



2012年7月2日月曜日

Youtube Player API for Androidが間もなく登場


まもなくYoutube Player API for AndroidがリリースされるとGoogle IO 2012で発表がありました。

元々、古くからブラウザーからJavaScript経由でYoutubeのプレイヤー(Flash)を制御するAPIは出ていました。JavaScript APIというやつです。

ただし、これはFlashプレイヤーをJavaScriptで操作するのでFlashがインストールされていないと動きません。

それだとiPad/iPhone等でまったく動かないので、少し前に Youtube Player IFrame APIというのが出ました。これはHTML5をJavaScriptで操作します。

日本語のDeveloperページを見てると、情報が数年前から更新されていないので知ることはできませんが

本来なら、AndroidもこのWebViewクラスとIFrame APIでYoutue Playerは操作するべきなのですが、
Androidの場合まだまだ古いOSがFroyo(2.2)が多くて、WebViewを使ったアプリだと快適な操作ができません。

そこで、Youtube Player API for Androidがリリースされることになりました。
NativeのライブラリーなのでFroyoでも普通に動作するでしょう。また、WebViewクラスを使う制限がないみたいなので、幅広いアプリが作られると思います。

事前に発表するなど、最近はFlipboardの成功もありますしGoogleはYoutube APIを使ったアプリに相当期待しているのでしょう。

成功したら、iOS用のPlayer ライブラリーも出るかもしれませんね。