アメリカAT&Tに比べるとソフトバンクのiPhone4が高く見えるのは、一言でいうと、現実的なプランを比べた場合(2年で16万円とします)、通話に関してもデーター通信に関してもソフトバンクの方がサービスが限られている場合が多いからです。
(ただこれは日本の通信業界全体の傾向だと思いますし、iPhoneに限らすAndroidなどのスマートフォンを比べても高く感じるでしょう)
ただし通話相手が国内市場20%ほどのソフトバンクだけに限る人ならば高くはないと思います。
順を追って説明していきます。
本体価格
まず、アメリカと日本の本体価格を見てみましょう。(ただSimロック端末同士を比べることは無意味なのですが)16GBモデルですと、アメリカ$599(5万5千円)で日本は(4万6千円)となっています。
日本の方が1万円本体格は安く見えます。
次に2年契約時の値段を比べてみましょう。
AT&Tのプランを見てみましょう
AT&Tの場合は、安い通話サービスは$40のAT&T Nation 450 w/Rolloverとなり
これは家族間無料と450分のどこでも通話と5000分の夜間・週末通話が可能です。
データープランの方はだいたい、安い月$15で200MBと$25の2GBがあります。
200MBデーターは2年で $1320+$199 = $1519(13万8千円)
2Gデーターは2年で $1560+$199=$1759(16万円)
ソフトバンクのプランを見てみましょう。
ホワイトプランにパケットし放題 for スマートフォン(12250パケット・1.5MB)ですと
2900円を24ヶ月で6万9千6百円となります。
まず、ホワイトプランですが、これで収まるのは限られた時間帯でソフトバンク同士でしか通話をしないという限定された場合だけではないでしょうか。
さらに、月に1.5MBに収めるには相当接続を控える必要が出てくるでしょう。
この場合、iPod Touchを使う方が現実的だったりしませんでしょうか
パケットし放題フラット
5705円を24ヶ月で13万6千9百2十円となります。
こちらは、パケット制限1.2GBとなり、少しは3G接続時にもデーター通信が可能になります。
しかしながら、ホワイトプランの問題は残ります。携帯しか触らず通話は一切しない。通話相手がシェアで20%ほどのソフトバンクだけの人に限られるのではないでしょか。
この値段は、AT&Tの200MBプラント同じです。どちらが安いかは、通話を重視するかデーター通信を重視するかの嗜好の違いでしょう。
現実的に、毎日1分電話する。そのうちソフトバンクのシェアは20%ほどと仮定して
毎月1000円・月25分通話するとすれば、プラス2万4千円になります。
するとソフトバンクのプランも、16万円になります。
では同じ16万同士のプランを比べた場合、通話ではAT&Tは無料通話 450分に対して、ソフトバンクは25分
データー通信ではAT&Tが2GBにたいして、ソフトバンクは規制があるので実質1.2GBとなり、端末価格は1万円安く見えるにも関わらずできることは劣っているので高く見えるのではないでしょうか。
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