2010年5月31日月曜日

Android端末 差別化3つのポイント

まず、OSだけが携帯電話の差別化のポイントではありません。
すでに、日本の携帯はSymbianかLinuxだったりしますが、メーカーごとに十分差別化が図られています。
Androidでも同じです。例としてハードウェアー・ユーザーインターフェース・ブランドの3つのポイントをあげてみます。

【ハードウェアー】
基本部分
Qwertyの有無・液晶のサイズ、ディスプレイの種類、トラックボールなど、基本部分だけでも端末の差別化出来ます。またメーカーによって力を入れるところをかえることで、メーカーの特徴が出てきます。
例えばモトローラはキーボード付きハイエンド機にこだわりを見せています。
また日本では非常に個性的なクラムシェル型まで出てきました。

拡張部分
例えばXperiaは高品質なカメラモジュール搭載(富士通製?)を使っているので品質が非常に高いです。
MotorolaのiDenは防水・防塵・トランシーバー機能付きです。
シャープIS01には赤外線とワンセグが搭載されています。
サムソンのGalaxy SにはPowerVR SGX540という強力な3D GPUが載っています。
これら拡張ハードウェアーに特徴を持たせることで同時期の他機種とは違ってきます。

【ユーザーインターフェース】
Androidの自由にUIをカスタマイズできる機能を使って各社オリジナリティーを出してきました。
HTCのSense UIは評判いいですが、LGの方はいまいちだったりと違いが出ています。
他にもGPSナビゲーションを全面に出した地図データ搭載のGarminfoneもある。
ソニーエリクソンのXperiaのような独自色の強いものも有ります。

【ブランド】
元々の携帯メーカーとしてのブランドに加えて、Androidのアップデート対応や過去にリリースした端末などでブランド価値が出てきています。
今のところHTCはAndroid製造メーカーとしてアップデートへの対応などで着実に評価を高めています。
またモトローラはCMを積極的にうってDroidというブランドを高めています。


 以上のように差別化ポイントはあります。
いずれ日本の各メーカーがSymbian・LinuxからシフトしてAndroid端末を作るようになっても十分差別化は可能です。

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