2010年7月1日木曜日

LGのAndroid携帯が伸び悩んでいる理由



LGは世界3位の携帯メーカーですが、Androidに限れば、HTC・Motorola・SonyEricssonに比べてあまり売れていません。Admobのレポートによるとシェアでは2%にも届いていません。

最近までシェアの割にはサムソンも同じような状況だったのですがGalaxy Sの攻勢で、サムソンは売れてるメーカーに仲間入り間違いないです。

LGは今年20機種出すなどやる気はあるので年末に売れる端末出してくるかもしれませんが、今売れていない理由を考えてみました。

一言で言えばこれといった独自性がないからです。

LGの代表的な端末で言えば

ミドルエンド・お洒落携帯
LG Optimus GT540

ミドルエンド・Qwertyキーボード搭載
LG Ally

ハイエンド・Qwertyキーボード搭載
LG LU2300

Qwerty搭載のニーズは減っている
Swypeの普及によりQwertyの需要は減ってきている?
これまでミドルレンジのQwerty搭載Android端末は沢山でていますが、初代のHTC G1以外ですと、Droid以外売れた機種はない。
特にミドルレンジは多数出ていますが、それほど売れていない。
特に今後はSwypeなど新しい入力方式が標準な端末も増えますのでミドルレンジでのQwertyの需要は減ると思います。

デザインのニーズが少ない
Android端末はまだまだデザインよりはスペック的な競争になっている。
今後しばらくはSnapdragon 1GHz搭載で落ち着くだろうが、それ以下の性能の場合、動作に不満を感じるユーザーも多いのでデザインでの差別化では、よほど人気がないと売れない。

独自性が求められる
これまで出した端末ではデザイン以外の独自性がない。
ストレート携帯の場合、似たスペックになるが、それでも値段が安いとか他が参入してないキャリアから出すなど必要だろう
ソニーエリクソンの場合日本のドコモから出せたし、カメラは他とは違う最高品質のものを搭載できた。アメリカだとAT&TのようなAndroid端末が少ないキャリアから出すなどの独自性が必要でしょう。


将来的にはLGの場合、iPhone4にも採用されたRetinaディスプレイがあるので、Retina Display 搭載のAndroid端末を出せば
一定の評価を受けるだろう。そこから本来の値段が安いなどメーカーの特徴を活かせば十分売れる機種も出てくると思います。

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