2012年5月27日日曜日

モトローラの買収完了 Googleのメリット

長い期間をへて、Googleのモトローラの買収が完了した

Googleぐらいの利益を上げて多大な税金を収めている会社だと、こういう赤字会社を買収した場合、数年にわたり税処理で多大なメリットがあるようだ。それ以外にも


モトローラ買収によるGoogleのメリットを上げてみよう

Android OSの品質の向上

なんといっても、ハードをソフトを同じ会社が開発することで品質が大幅に向上するでしょう。
元から共同開発が多かったとはいえ、開発結果が競争相手に無償で渡るで全力で開発してるとは言えなかっただろう。

他のメーカーの端末の品質の向上

Android端末メーカー同士の競争において、現在サムソンが有利に展開している。モトローラの技術を他社に提供することで、他のメーカーもサムソンと競争できるようになるだろう。

特許訴訟で優位

携帯電話初期から存在するモトローラは物凄い特許を所有している。これまでAndroidは訴訟で悩まされてきたが、これでリスクは大幅に減るだろう。

新製品の開発が可能

Google TVなどAndroidを使った新製品はメーカーの思惑などもあり、うまくいかなかった。
製造メーカーを手にしたGoogleは単独で、ハイテクメガネなどのAndroid端末を開発することが可能だ。




買収による懸念
一方、買収によって最新のAndroidはモトローラが独占するのではという懸念があるが、それはまずない。
競合するWindows8というOSがあるので、そう簡単に他社製造メーカーを不利に扱うわけにはいかないからだ。




Googleのモトローラ買収によってAndroidのシェアは安定して維持できるだろうと思われる。

2012年5月26日土曜日

さすがにドコモ終わったわ。ロンドンオリンピック日本代表選手団へのGalaxy Note提供

NTTドコモの報道資料によるとロンドンオリンピック日本代表選手団へサムソンのGalaxy Noteを提供するそうです。

オリンピックという国民的なイベント・日本を代表する選手達に、同等の日本メーカー品があるにも関わらずわざわざ外国製を提供する時点でNTTドコモは終わったと思います。

これが、台湾HTCやアメリカApple製なら、もう少し言いたいことあるのですが
いろいろ面倒くさい韓国製なので批判はこれぐらいにしておきます。


五輪代表団のスーツが中国製だとしたらというぐらい情けない話です。

2012年5月17日木曜日

ガートナーによるスマートフォン世界シェアレポート 2012年第1四半期

ガートナーによるスマートフォン世界シェアレポート 2012年第1四半期が公開された。
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=2017015



スマートフォンは現時点で完全にAndroidとiPhoneの2極化したといっていいだろう。
この2つのプラットフォームは前年度より多くく成長している。

一方、シンビアンとBlackberryは大きく下げている。
Blackberryは企業用でしばらく維持できるかもしれないが、シンビアンからWindows8に変わってもシェアはまったく回復しないのではと思う。(一部予想では、2015年頃iOSを抜くというのもあるが)


AndroidとiPhoneだけを比べると、前年度の比率は2.1対1 だったのが、2.4対1と若干
日本では実感しにくいが、価格の安さが途上国でシェアを伸ばす大きな要因だ。


 これでAndroidの勝利は確実と思えるが、大きな心配点もある。それはAndroidのシェアのなかで、サムソンが占める割合が4割りと非常に大きくなっている点だ。
 別にサムソンの品質がどうとか、サムソンがWindows8に寝返る心配をしているわけではない。
Androidの長所である多様性が、1メーカーの台頭で損なわれるのではという心配だ。

つまり、ユーザーはiPhoneとサムソンの端末を比べて、iOSとAndroidを比べるようになるだろう。
その結果、もしサムソンがNokiaのようにユーザーの望まない端末を出し続けると、SymbianのようにAndroidも衰退するのではという懸念だ。それ以外にも、過去の例にあるようにダンピングのあげく産業そのものを衰退させるという懸念もある。

 そうならないためにも、とりわけ個性的な日本メーカーの世界進出を応援したい所だが、厳しいようだ。来年には寡占化が一層すすみ、いくつかのメーカーはドロップするかもしれない。
いずれにせよ、スマートフォン業界はまだまだ激しい競争が続いている。
場合によっては、サムソンとAppleが入れ替わることが起きてもおかしくない状況だ。


2012年5月15日火曜日

東芝、13.3型の地デジチューナ付きAndroid 4.0搭載タブレットを発売

ニュースによると東芝は 13.3インチ・10.1インチ、および13.3インチのタブレットを発売するようだ。

OSはAndroid4.0と最新で、プロセッサーもNvidiaのTegra3とAndroid端末としては最新だ。

有機EL搭載やワンセグ搭載など、機能面で優れている部分も沢山ある。

日本での値段が他社のAndroid端末より割高で、どこまで売れるのか気になるところだ。
ただし、海外では驚くほど安い値段になったりするので、世界的な売れ行きがどうなるかわからない。

どこのメーカーも10.1インチではiPadに惨敗してるだけに、東芝が10.1モデルで検討するのか
あるいは、13.3インチモデルという新たな市場を開拓するか楽しみである。

2012年2月25日土曜日

アプリ価格はAndroidがiPhoneの2.5倍という調査結果の無意味さ

アプリ価格はAndroidがiPhoneの2.5倍 にはあまり意味がないだろうと考える

Android apps are too expensive by Canalys

なぜならば、無料アプリが中心のAndroid MarketとApp Storeを比較しても仕方ない

Distimo社の調査結果によるとAndroid Marketにおける無料アプリの割合は実に68%になる。
当初よりAndroid Marketは無料アプリが多く、さらに増えたようだ。

App Storeの方は、半分以下のようだ
There Are Now More Free Apps For Android Than For The iPhone
http://www.gizmodo.jp/2010/08/android.html



またGoogleがモバイル広告市場で業績を伸ばしていたり、
日本でもグリーやモバゲーがアイテム課金で大成功を収めているなど無料アプリで収益を上げるビジネスモデルが流行りだしている。


単純なアプリのダウンロード数ではなく、広告・アイテム課金などを含めた市場調査が出てくることを望む

2012年1月29日日曜日

2012でのAndroid Tableの実稼動数


Flurry Analyticsが出した2012年1月におかえるAndroidタブレットの割合のレポートがある

別のレポートによると2012年度4半期で1000万台近くAndroidタブレットが出荷された。
また、Amazon Kindle Fireは500万台近く、発売されたという。

これらの情報から仮定すると現在

Amazon Kindle Fire 500万台
Samsung Galaxy Tab 500万台
Asus Transformer  97万台
Acer Iconia Tab 97万台
Motorola Xoom 55万台
Toshiba Thrive 41万台

と仮定できる。

あらためて、数字にしてみると、iPadと直接競合するハイエンドタブレットはまったく売れていないのを思い知らされる。

Android Tabletとしては、噂されるiPadの小型が出てくる前に、低価格小型端末のシェアをどれだけ抑えられるかだろう。Amazon Kindle Fireの世界展開や、各大手からの新型端末の登場が望まれる。

ハイエンドタブレットに関しては、Transformerのようなノートパソコンと一体化したような、iPadとは別物を出していくしか方法はなさそうだ。

2012年1月27日金曜日

ようやくTablet市場で存在感を見せるAndroid

Strategy Analytics社のレポートによると


2011年の第四四半期における、タブレットの出荷台数シェアで
AppleのiPad 57.6%に対して、Android Tabletは39.1%のようだ


これだけ見ると、6:4と、Appleの勝利でしかないが、
前年度の、7:3に比べると、Androidの検討と言えるだろう。


もちろん、Androidタブレットの大半は、Kindle Fireなどの200ドルモデルであり、数値が販売台数ではなく出荷台数ではないことからも、利益でいえば、Appleに完敗であろう。


 しかしながら、Kindle Fireなどの7インチ低価格モデルが消費者に受け入れられてきたのと
Sonyタブレットのようなハイエンド商品も消費者に受け入れられてきた(Sony Tabletが英国で好調)のは

Android Tableにとっていいことだ。
2012年度において、出荷台数で追いつくには、競合する10インチモデルをiPad並の性能で、200ドル以下で販売できるかどうががキーだろう。