2009年12月22日火曜日

BlackBerryの快進撃から見るAndroidの今後

BlackBerry、三か月で1000万台を販売。8割が個人ユーザ
http://japanese.engadget.com/2009/12/21/blackberry-1000-8/

などBlackBerryが好調のようですね。販売台数ではiPhoneに抜かれたとの情報がありますがまだまだスマートフォン界の盟主としての座は顕在と言ったところです。

最近、米国でAndroid携帯の存在感が増す、購入希望者はiPhoneに匹敵 というニュースがありましたが
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091218_336798.html
iPhoneは新型待ちな時期とはいえ、BlackBerryは51%とAndroidの17%・iPhoneの20%に比べて圧倒的な人気でした。


BlackBerryの好調の理由を簡単に考えてみました。
(調査不足なのであまり信憑性ありませんが)

1.Verizonネットワークの信頼性
iPhoneがAT&T1社でアメリカであれだけの販売数あるのですから、BlackBerryがVerizonでかなりの販売台数をあっても不思議ではありません。Verizonはネットワークの信頼性が高く、メール中心に使うユーザーには魅力的でしょう。それにBlackberryはすでにAT&T含め複数のキャリアから販売されています。

2.端末の豊富さ
伝統的なQwertyストレートタイプだけでなく、タッチパネルモデルなどビジネスからホビーまで幅広くそろっています。コンセプトが異なるPearl,Bold,Curveそれぞれ人気があることから、うまくユーザーをキャッチしています。

3.ビジネスに特化している所
Blackberryを調べていた思ったのが、エグセクティブが仕事でBlackBerry以外を使う理由がないぐらいしっかりしています。GoogleのCEOがBlackberry使うのも当然です。
紛失しても遠隔ロック・遠隔削除や操作ログが残るなど、大事な情報を管理する端末としての機能を十分備えています。


さてAndroidの今後を想像してみましたが、

まずVerizonですが、Droidが好調です。しばらくはホビーユーザーは確保していけるでしょう。
ただし、今年中にも新型iPhoneがVerizonで出る可能性を考えると、ユーザー層がかぶるだけにAndroidがどこまで善戦できるか期待したいです。


端末の豊富さでは、Androidも十分揃ってきています。
Blackberry Cuverのようなストレートタイプや折りたたみ式もぜひ出て欲しいものです。
Androidは参入メーカーが多くこれだけ競争が激しいと差別化をはかるためどういう端末が出てくるか楽しみですね。


ビジネスに特化という点では、Androidは弱いですね。特にGmail中心というイメージも有り企業ユーザーには敬遠されているかもしれません。しかしGoogle Appsという企業向けサービスを運用しており
ロサンゼルス市役所という大型案件も取れたこともあり、中小企業向けのビジネスサービスとしてはGoogle Appsは世界的に伸びそうですから、ここを起点とすればAndroidもビジネス端末として成長できそうではないでしょうか。


いずれにせよ、2010年もBlackBerry・iPhone・Androidの競争は激化しそうです。

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