2008年10月29日水曜日

オープンソースのAndroid・一般ユーザーからの協力パッチを受諾


http://google-opensource.blogspot.com/2008/10/first-android-patch-accepted.html

オープンソースのAndroidで一般ユーザーから送られたパッチを初めて取り込んだとのニュースがありました。順を追って説明します。

Androidはオープンソース、つまり設計図であるソースコードが公開されています。
そして誰でも、その設計図を見て、不具合があれば指摘、向上できる部分があれば、変更などできます。文章でいえば、添削みたいなものです。

ただし、Wikipediaと違って、自動的に反映されるわけではありません。
ユーザーは修正点をパッチという形式で送信します。そして管理者はパッチ内容を吟味して、パッチを使用するか決めます。

今回送られたパッチは簡単なものですが、Androidのソースコードを公開して約5時間後に、一般ユーザー(開発者以外)から送られた最初のパッチということで象徴的な出来事です。


一般ユーザーが開発に参加するということで、真の意味でAndroidのオープンソースが始まったといってもいいでしょう。今後、Linuxなどの他のオープンソースと同様、品質の向上が期待できます。

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