2010年9月19日日曜日

Androidマーケットでアプリのダウンロード・販売が伸びない3つの理由

 実際にAndroid Marketにアプリを配信・販売されている方は多いと思います。
実際に配信してみると想像以上にダウンロードされる回数が少ないと思う方も少なくないと思います。
かくゆう私もAquaビューワーや流しギャラリーなるアプリを販売・配信していますが数が伸び悩んでいます。

無料で5千ダウンロードを下回るような原因を考えてみました。
露出回数不足・プレゼン力不足・品質不足の3つではないでしょうか。

露出回数不足
Android Marketの仕組みもあるのですが、基本的に新しいアプリがユーザーに見てもらえる機会は新着タブしかありません。これは次々と新しいアプリが入ってくるので
せいぜい、見てもらえるのは数百回ぐらいではないでしょうか。(この回数だと特に有料アプリの場合厳しい結果になる)
 もちろん、広くユーザーに受け入れられるアプリの場合、この露出だけで評価や口コミにつながっていくでしょう。しかし、ユーザーを限定したアプリ(例えば楽天やはてなの機能使う場合)対象ユーザーに出会えない可能性が高いです。

後はどういう基準で選ばれるかは不明ですが、プロモーションで表示される機会はあります。
しかし一定の評価なりダウンロード数に達しないと表示されないと想像します。


プレゼン力不足
さてどうにか、Android Marketの詳細ページをユーザーに見てもらったとして
限られたスクリーンショットや文章だけでアプリの内容をどれだけ伝えられるでしょうか
正確に伝えるには相当の文章力やデザイン力を求められます。
 アプリを作るぐらいの労力を、この紹介文やアイコン作成に費やさないといけないでしょう。
言い変えるとアプリの内容関係なく、ある程度までは紹介の出来でダウンロード数が決まってしまいます。

品質不足
Android Marketはアプリの数だけ注目を浴びているが品質も急激によくなってきています。
たしかにスパムアプリも多いですが、自身が配信しているアプリと競合する高品質のアプリも次々とリリースされています。それらを上回るほどの十分な品質がないと口コミとかで広がったりメディアに取り上げられることもないでしょう。
 また宣伝やプレゼンがうまくいって購入して頂いても、Android Marketの仕組み上、ユーザーが価値がないと判断すると返品されてしまいます。広告表示の無料アプリでも価値がなければユーザーは使わないでしょう。

改善案
露出を増やす一番の方法はAdmobでのアプリ広告です。広告出せば有料版で元を取れるという甘い話はありませんが、十分な数のダウンロード数は得られるでしょう。
だいたい1000回表示するのに、$50ぐらいのコストがかかるでしょう。
コストはかかりますが、一定数のダウンロード数があれば、質はいいのに埋もれるということはなくなるでしょう。広告を売ってもさっぱり伸びないのは、プレゼン力あるいは品質に難があるからでしょう。

 プレゼン力不足や品質不足を補うには時間をかけて作り込むしかないでしょうね。
これだけアプリの供給が多いと出せば売れるということはありません。

2010年9月13日月曜日

2014年にAndroidが世界2位のOSになる予想でもAppleの株価が上がる理由

調査会社米ガートナーの予想では2014年にはiPhoneなどを追い越してAndroidが2番手のOSになる予想がでています。
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=1434613

Appleの株価が上がるわけ

一見、Appleに不利とも見える調査結果が出ているにも関わらずAppleの株価が延びるのはなぜでしょう。
それは2010年と2014年の販売台数の予想を見ればわかります。
2010年の販売予想が4千万台ですが、2014年には3倍の1億3千万台になるとされています。

Macの販売例を見れば分かるようにAppleは常に高い利益率を維持して物を売り続けています。
iPhoneも韓国部品・中国組み立てとコストダウンのための施策も完璧でAppleのブランド価値とiOSの差別化を合わせると、他社の値下げ競争に巻き込まれずに済むでしょう。

 利益率は変わらず、将来販売台数が3倍になると予想されれば株価が上がるのも当然ではないでしょうか。

Googleの株価が下がるわけ

一方Googleの場合、無料で配ってる、Androidがいくら普及しようにもGoogleには直接な収入はありません。
Android MarketもGoogleの取り分は微々たるものです。

 ただしAndroidの普及によりユーザーがパソコンからスマートフォンへ移ってもGoogleは検索の中心に居続けられるでしょう。もしiOSの勝利が予想されれば、当然AppleはGoogleを広告ビジネスからはじき出します。そうすれば株価は半減になってもおかしくないでしょう。
 つまり、Androidの普及により現状と同じぐらいの広告収入が維持できると予想されたのではないでしょうか。
そして株価が下がるのは、広告ビジネスに対する不安があると思います。

 Androidの普及がGoogleの収益に繋がることを直接的に示さないと株価は上がらないでしょう

2010年9月12日日曜日

Amazon.comで売られるAndroidタブレット

以前はArchosぐらいでしたが、だんだん数が増えてきましたね。

eLocity A7 Touchscreen 7-Inch

Archos 7 8GB Home Tablet

10.2" IRobot Google Android 2.1 Apad Epad Notebook Laptop 256M

10.2 inch large touch screen Zenithink Android 2.1 tablet (ePad)

ZTO 7 Inch Touch Tablet PC - Google Android v1.5 ROCKCHIP CPU 600MHz WIFI Camera

 この中でも特に注目なのがeLocity A7 です。nVidiaのTegra2搭載のOS 2.2搭載端末です。
非常に高性能ながら、値段は3万円代と非常に手頃になっています。

この値段ですと、同価格帯のネットブックとも十分競争していくのではないでしょうか。
東芝からもFolio 100が出ますし、Luvpadというのも出ます。Tegra2搭載端末のラッシュが始まるでしょうね。
タブレットではWindows 7搭載端末も多数出ますが、こちらは5万円代と普及するには値段が高いです。

 一方日本でもおなじみの中華Padも2万円を切る価格で売れてきてますね。
今後、これら安い端末で使わているRockchipのプロセッサーの新しいのが出て2.1に対応するようですので低価格モデルもブレイクするかもしれませんね。

 といっても、Appleは非常にうまくiPadの値段付けをしていますし、キャリアとの提携も順調です。
スマートフォンの場合は、携帯メーカーは端末価格を上がるので、スマートフォンには積極的ですが、パソコンメーカー的には、タッチパッドは端末価格が下がるので、あまり力を入れてこないと思います。
 ですのでスマートフォンと違ってAndroidがiPadのシェアを超えることは無いと思いますが、どこまで面白いAndroid端末が出てくるか楽しみです。

2010年9月9日木曜日

Androidアプリ・写真選択ソフトの流れギャラリーを公開した

写真選択ソフト 流れギャラリー というアプリをAndroid Marketにて公開しました。
FlowGallery
流れギャラリーをどういう写真選択アプリかといいますと、流れてくる写真をタッチで選択します。
目的の写真見つけるのは、普通の写真選択アプリに比べると、時間かかりますが、まったりと写真を選択する場合に楽しめると思います。


 まだ最初のバージョンですので、最新機種とかでは動作早過ぎる場合もあります。1.5対応ですので多少古い端末でも動きます。フォトフレームで動かしてみましたが、GC連発で実用性はありませんでした。
 ただしNDK使っているのでARM端末でしか動きません。



インストールは、Android Marketからどうぞ

2010年7月18日日曜日

quancastによると6月も米でのAndroidのシェアは伸び続けているようだ



Quantcastのレポートによると、米でのモバイルWebでのシェアはAndroidは21%になり、iPhoneに急速に迫りつつあるようだ。

 このシェアは、いずれAndroid 60%・iPhone 40%のシェアに落ち着くと思います。
北米で一番売れているスマートフォンはBlackBerryですが、ビジネス向けのため、モバイルWebシェアでは上位に入ってきません。ホビー向けスマートフォンとしては、AndroidとiPhoneの二択になります。

 そしてAndroidの方も、HTC EvoやDroidシリーズやGalaxyシリーズなどホビー用途として魅力的な端末が増えてきました。通常の使用においては、iPhoneと比べても顕色ありません。

 さらには、iPhoneを扱っているのはAT&T 一社に比べると、Androidは米の四大キャリアすべてから販売されております。

 最終的には各陣営、キャリアのユーザー数にみあった数だけスマートフォンを販売できると思います。
そうなると最後は、キャリアのユーザー数の多さでAndroidがシェアをとると思います。

 60%しかシェアを取れないのは、いずれ噂通り、VerizonからもiPhoneが出ると予想するからです。
さらに長期的には、SprintやT-MobileからもiPhoneは出るでしょう、ただその頃には、Appleが力を入れていない、安いローエンドモデルでAndroidが普及しているでしょうから、60%のシェアは変わらないと思います。

2010年7月9日金曜日

アメリカで急速にシェアを伸ばすAndroid

comScoreのレポートによるとアメリカでのAndroidのシェアが急速に伸びています。

以前、Q1での出荷台数でAndroidがiPhoneを抜いたとありましたが、5月時点での契約者数でもiPhoneに迫りつつあります。

米のスマートフォンをリードするRIMは41.7%と2月より0.4%落としましたが、安定しています。
iPhoneは24.4%と2月より1.0%シェアを落としました。Appleはこの期間は一番落ちる時期ですので、新型の販売で次でどこまでまきかえすか
Windows Mobileは13.2%と2月より1.9%をシェアを落として終わりそうです。

一方のAndroidは13%と2月より4%もシェアを急速に伸ばしています。
 今の勢いですと、次も数ポイント上げてくるでしょう。特に4月・5月からのHTC Evoなどで台数伸びていますからね。あとはDroid Xにサムソンギャラクシーも登場しますので、Windowsを抜いて3位は間違いなし、あとは、2位のAppleにどこまで迫れるかですね。

2010年7月8日木曜日

AdmobによるとソニーエリクソンのXperia X10の販売台数は63万台でHTC Desireは38万台

Admobの資料によると2010年 5月はユニークデバイスで1270万台を確認できたようです。
(実際に存在するデバイスの中でもAdmob広告を経由しなかった端末もあるのでもう少し多いでしょう)
http://metrics.admob.com/2010/06/may-2010-mobile-metrics-report/




Sony Ericsson Xperia X10
全体の5%を占め、63万台になります。
(日本と海外モデルでユーザーエージェント情報が違うので別機種として数えられているのでランキングには入らないのでは。なのでソニーエリクソンのシェアから算出)
この次期は日本では品切れしていて、20万台は販売したといわれている。
イギリスでもDesireをわずかに抑えて上でした。

HTC Desire
全体の3%を占め、38万台になります。
日本ではまったく入荷しませんでした。
(サムソンの有機ELの供給不足で慢性的な品不足といわれていましたが、この次期の売れ行きにどこまで影響を与えたかは不明)

X10とDesire海外では(両方ともヨーロッパ中心)同じように売れ、日本で入荷しなかっただけ、HTC Desireの数字が低かったですね。


その他
Nexus One 2%を占め、25万台ほど
今現在の2.2(Froyo)ユーザーの数といわれています

HTC Legend 3%を占め、38万台ほど
ミドルレンジモデルとしては良く売れています。やはりヨーロッパですと安いモデルも売れやすいですね。

Motorola Droid 21%を占め、266万台
さすがベストセラー機、半年ちょっとで266万台とはAndroid端末としては別格の売れ行きですね。

2010年7月7日水曜日

Android端末メーカーは共存出来る3つの理由

Android端末に沢山のメーカーが参入してきて、競争が厳しくなるとは思いますが、各社共存できる理由を3つあげたいと思います。


スマートフォンは成長分野
スマートフォンは成長分野で、既存の携帯の25%ほどは置き換えるといわれています。
Androidの中心的なメーカーはすでに携帯電話でシェアがあるメーカーでそれがAndroidに置き換わっているだけで、現在の競争と変わらない。
(HTCは例外的だがWindowsMobileからの置き換えが強い)

競争相手が大きい
最大の競争相手はNokiaで
Apple・RIM・Windows Mobileと競争相手が沢山ある。

BlackBerryユーザーを意識したQwerty付き端末に力をいれるところもあれば
iPhone4を意識したFaceFrontカメラ付き端末を出すところもあり
Nokiaに対向するため、低価格で世界展開を狙うメーカーも出てきた
 Android同士で競争するより、他のシェアが多いところを狙っている。

Androidの領域が広がっている。
携帯メーカー以外のAndroid製造メーカーはいずれスマートフォンからはじき出されるかもしれませんが
電子ブック・TVセットボックス・ネットブック・タブレットPCなど広がっている。

最終的は元々の携帯メーカーはスマートフォンでパソコンメーカーはタッチパネルモデルなど本業で落ち着くのではと思います。
 現状維持になるとは思いますが、Androidがなければ競合にシェアをどれだけ取られたかわからないことを考えると各メーカーにとってはAndroidは助けになったと思います。

2010年7月4日日曜日

アメリカでミドルレンジモデルのAndroid端末が苦労する理由

Admobがよく使われているAndroid端末トップ10を公開しましたが、ミドルレンジとして発売されたのは、HTC Droid Eris・Motorola Cliq・HTC Desireぐらいです。
 ミドルレンジモデルが苦戦している理由を考えてみました。


一言で言うなら、日本と同じく、キャリアが高価格なモデルが売れるよう値段付けをしている。

Droidの存在
今現在、Motorolaが米Verizonから昨年販売した、ベストセラーAndroid端末 Droid の存在は大きいです。ハイエンドモデルとして販売されたDroidも今は店頭での販売価格はミドルレンジなみです。
特にDroidは非常に性能が高く、これより高性能な端末はSnapdragon 1Ghz搭載のものしかなく、並のミドルレンジモデルじゃとても太刀打ちできません。

以前のハイエンド機種が安くなる
Droidがハイエンドとして売られていた頃も、同じようにハイエンドモデルとして販売されていたのが、ミドルレンジとして販売されてきました。HTC HeroやSamsung Momentなどです。
アメリカでも日本と同じように2年契約の縛りがあり、ミドルレンジは$0で売られており、店頭での価格差は$200ぐらいしかありません。

2年契約は長く月額は高い
月額の料金も高く、2年契約ですと、日本円で言うと15万ぐらいになる。そうなると2万円ほどの差はたいした事はなくなる。それに2年は長いということを考えるとハイエンドを選ぶようにキャリアが誘導している。

 5位のHTC Droid Erisはミドルレンジモデルとしては一番成功しています。
Droidというハイエンドモデルと比べて安いという位置づけで売れていました。
7位のMotorola Cliqは、ミドルレンジだったのですが、ただ取り扱っているT-Mobileには、それ以上のモデルはありません。8位のHTC Desireはアメリカでは取り扱っていません。

 今後もミドルレンジモデルはアメリカではあまり売れないと思います。
T-MobileやAT&Tなどハイエンドモデルがない場合は(T-Mobileには厳密にはNexus Oneがある。このどちらもまもなくサムソンのGalaxy Sが販売される) 多少売れると思います。
 AT&TのHTC Ariaとかは競合する端末もありませんし期待できます。

 またソニエリクソンのXperia X10 MiniやMini Pro・HTC Wildfireなどロー・ミドルレンジながら、小型の特徴的なモデルも登場し始めているので、将来的には売れるようになるかもしれません。
(しかしながら、よほど競争が激化しないと、この手の価格帯にキャリアが誘導するとは思えませんが)

2010年7月3日土曜日

Admob 2010年6月レーポートから見るソニーエリクソン(Xperia X10)の現状

Admobのレポートからソニーエリクソン・Xperia X10の現状を見てみましょう。

2010年5月ではイギリスでのソニーエリクソンは全体の8%でモバイルデバイスの販売は他社に比べるとうまくいっています。


イギリス市場ではAndroid端末の中では日本同様、HTC Desireをおさえて1位です。


ソニーエリクソンはアメリカ市場ではさっぱりですが、アジア10%・東ヨーロッパ11%・ラテンアメリカ10%と特定の地域では結構強いです。


他社に遅れて4月に参入して、わずが1ヶ月で5%のシェアを取るなど、Xperia X10は世界で最低でも60万台は販売されているほど好調なすべりだしを見せています。


 世界でも、Xperia X10はかなり、売れていて、異なる型番をXperia X10として合わせるとAndroid端末では8番手に入ると思います。

Xperia X10 MiniやMini Proの投入、ミドルレンジのX 8の投入・X10のアメリカ販売などで今後は順調にシェアを伸ばして3番手のサムソン超えもあると思いましたが、サムソンのGalaxy S シリーズの世界展開によってしばらくは、4番手が定位置になると思います。

 個性的な端末の多いソニーエリクソンのAndroid陣営の参加は頼もしい限りです。

2010年7月1日木曜日

LGのAndroid携帯が伸び悩んでいる理由



LGは世界3位の携帯メーカーですが、Androidに限れば、HTC・Motorola・SonyEricssonに比べてあまり売れていません。Admobのレポートによるとシェアでは2%にも届いていません。

最近までシェアの割にはサムソンも同じような状況だったのですがGalaxy Sの攻勢で、サムソンは売れてるメーカーに仲間入り間違いないです。

LGは今年20機種出すなどやる気はあるので年末に売れる端末出してくるかもしれませんが、今売れていない理由を考えてみました。

一言で言えばこれといった独自性がないからです。

LGの代表的な端末で言えば

ミドルエンド・お洒落携帯
LG Optimus GT540

ミドルエンド・Qwertyキーボード搭載
LG Ally

ハイエンド・Qwertyキーボード搭載
LG LU2300

Qwerty搭載のニーズは減っている
Swypeの普及によりQwertyの需要は減ってきている?
これまでミドルレンジのQwerty搭載Android端末は沢山でていますが、初代のHTC G1以外ですと、Droid以外売れた機種はない。
特にミドルレンジは多数出ていますが、それほど売れていない。
特に今後はSwypeなど新しい入力方式が標準な端末も増えますのでミドルレンジでのQwertyの需要は減ると思います。

デザインのニーズが少ない
Android端末はまだまだデザインよりはスペック的な競争になっている。
今後しばらくはSnapdragon 1GHz搭載で落ち着くだろうが、それ以下の性能の場合、動作に不満を感じるユーザーも多いのでデザインでの差別化では、よほど人気がないと売れない。

独自性が求められる
これまで出した端末ではデザイン以外の独自性がない。
ストレート携帯の場合、似たスペックになるが、それでも値段が安いとか他が参入してないキャリアから出すなど必要だろう
ソニーエリクソンの場合日本のドコモから出せたし、カメラは他とは違う最高品質のものを搭載できた。アメリカだとAT&TのようなAndroid端末が少ないキャリアから出すなどの独自性が必要でしょう。


将来的にはLGの場合、iPhone4にも採用されたRetinaディスプレイがあるので、Retina Display 搭載のAndroid端末を出せば
一定の評価を受けるだろう。そこから本来の値段が安いなどメーカーの特徴を活かせば十分売れる機種も出てくると思います。

2010年6月28日月曜日

IntelのFroyo(2.2)移植で広がるX86 Androidの活躍の場

Intel、Androidをx86アーキテクチャに移植 というニュースがありましたが

いずれにせよGoogleTVを一緒にやるのでIntelで動くAndroidは必要です。
Intelが移植するメリットはプロセッサーが売れることでしょう。
またタブレットPCとしてARMに流れが傾くのを多少防げるやもしれません。

IntelプロセッサーはARMと比べると

長所
パフォーマンスに優れている
Windows OSが動く

短所
消費電力が発熱が大きい、バッテリが持たない

これらの特徴からこういう場所で活躍するのではと思います。

TV・セットボックス
Google TVのような1080Pの動画2つを同時に処理したりする場合Intelプロセッサーのパフォーマンスが重要になってきます。
常に電源がつながっている状態ですので、消費電力が大きいという欠点も問題になりません。
あるいはGoogle TV方式のノートパソコンタイプのパソコンという可能性もあります。

ノート・タブレット
WindowsとのDualブート端末によってメーカーにとってはリスクが少なく商品を出すことが可能です。
あるいは、ハードは同じでソフトを違うものを出すなどもできます。
AcerとかがNetBookで試みています。(OSのバージョンは1.6ですが)
また可能性としてタッチパネルのデスクトップ端末を出せなくもありません。

仮想マシン
デスクトップでもVMWareなどの仮想マシンを通じてAndroid2.2が動くようなります。
これだけアプリが豊富になると、デスクトップでも使いたい人も出てくるんじゃないでしょうか。
個人的にはChromeブラウザー上でAndroidが動くようになると面白いと思います。

 Android X86への本格的な移植は、Androidの幅が広がり、競争相手に大して有利になることは間違いないです。

2010年6月25日金曜日

iPhone4 対 Android 夏の前哨戦

iPhone4は販売好調、供給が不調のようですが、Androidの方も
1日あたり16万台世界で売れてるなど好調なニュースが出てきました。

AndroidのiPhone4に対抗するような夏モデルは出揃うまで1ヶ月・2ヶ月かかりますが
前哨戦として現状で選択肢になるようなハイエンド機を見てみましょう。

アメリカ
HTC Increbile
HTC Evo

特にHTC Evoはフロントカメラ付きで、ハードウェアでは似た構成となり注目が集まっています。
Incredible・Evo共に好調すぎて生産が追いつかない状態のようで、本命のMotorolaのDroid端末が出るまでこのままいってほしいです。

iPhoneも供給不足のようですし、Android側のラインナップが揃うまで互角な展開を期待したい。

イギリス
HTC Desire
Samsung Galaxy S

HTC Desireという日本でもおなじみの端末がイギリスでは好調のようです。ハイエンド端末ながら安いというのも魅力の一つでしょう。
そして、一部のキャリアからはサムソンのGalaxy Sの販売が開始されました。サムソンはiPhoneのプロセッサー Apple A4を製造しているだけあってこれは同等のプロセッサーを搭載した高性能端末です。
差別化ポイントしてスーパー有機EL搭載で、スペック通りならばかなり期待できるでしょう。

イギリスも日本と同様、ユーザーの買い換え需要がないので、厳しい展開になると思います。
しかしSimフリーということもあり価格に敏感なユーザーも多いのでDesireのような安いハイエンド端末で台数を稼いでもらいたいものです。


日本
Xperia X10

ソフトバンクからHTC Desireも出ているのですが、どういう事情か知りませんが、台数が出ないので無いも同然です。
Xperia X10は差別化ポイントもあり、十分競合にはなると思いますが、さすがに勢いは止めれないでしょうね。
これから出る他のAndroid端末もニッチ向けですし、秋頃のGalaxy Sが出るまではAndroid勢は厳しいでしょう。


世界的に見てAndroid端末の販売が好調とは言え、iPhoneも伸びています。
夏モデルがすべて揃うまでは、現状のハイエンド端末での競争は厳しいでしょう。
現状では直接の競争にならないミドル・ローエンドでどれだけ新規にユーザー獲得できるかでしょうね。

2010年6月23日水曜日

iPhone4と比べた場合のXperiaの差別化ポイント

iPhoneは年に1度のモデルチャンジで人気なのは間違いありませんが(予約も好調のなようです。一方供給体制に問題が出ているともいわれています)
以前のエントリーでソニーエリクソンのXperia X10は売れ続けると予想したようにXperia X10にも差別化ポイントがあり選ぶ人もまだまだ沢山いるでしょう

iPhone4と比べた場合の差別化のポイントを4つ上げたいと思います。
ドコモ・カメラ・液晶・日本語入力です。



ドコモ
回線の品質はドコモの方が上です。
またソフトバンクの方はパケット制限がドコモの1/3だったり、規制期間が1ヶ月だったりとドコモとは比べ物にならないほど厳しく、スマートフォンを3G接続で常時使う人には不向きでしょう。
もちろんほどんとWi-fiで済ますユーザーには問題にならないでしょうが、パソコン無くても機能するXperia とはユーザー層が違うでしょう。

カメラ 
Appleも3gsと比べると見違えるようによくなりましたが、日本で売られている携帯と比べると機能的にまだ見劣りします。
 ミルビュー搭載の800万画素 カメラのXperiaには遠く及びません。
もちろん、お互いアプリなどを使えばいろいろできますが、カメラを主に考えた場合Xperiaを選ぶユーザーが多いでしょう。

液晶サイズ
マルチメディア重視する場合、3.5インチでは小さく感じます。有機ELディスプレイとの比較ですと好みの問題が発生しますが
単純に大きさでの比較となると4インチは相当有利です。大きい画面を好きな人もかなりいるでしょう。

日本語入力
ゲームだけ遊ぶならiPhoneで十分ですが、twitterなど文字を入力するような場合Xperiaの方が相当入力しやすいです。 POBoxの辞書の賢さではバージョンアップしたiOSでも比べ物になりません。
またPOBoxはバージョンアップでflick対応で入力速度も改善されましたし、文字入力では断然 Xperia優位でしょう。
それにAndroidですと、POBox以外にも様々な日本語入力の仕組みが選択できます。


ランキングでは流石に勝てるとは思いませんが、Xperiaは6位ぐらいをキープし続けるのではないでしょうか。最終的には来年4月頃までに50万台販売し第1弾としてはまずまずの結果で、モデルチャンジを迎えるのではと予想します。その頃には、ドコモももう少し積極的にスマートフォンを売ろうとするんじゃないですかね。

2010年6月22日火曜日

期待のAndroidネットブック 東芝 Dynabook AZの魅力

東芝25周年モデルの一つDynabook AZの魅力を紹介したいと思います。
(海外ではDynabook AC100で売られるみたいです)



ネットブック
4万5千円と価格競争力もあるネットブックな所です。
タッチパネルモデルでしたら、年末に山ほどでますが、Android ネットブックは相当冒険するメーカーでないと出てきません。

ネットブックとしてAndroidがどこまで実用的かどうか
販売台数が落ちつつある、ネットブックの救世主になるのか楽しみですね。
世界でもシェアがある東芝ですから、今の所スマートフォン以外での初の売れたAndroid商品になるやもしれません。
重さはiPadほどですから、ぎりぎり持ち運べる範囲でしょう。
Windowsと違うメリットは、バッテリー稼働時間及び、動作レスポンスの速さでしょう


2.1端末
ネットブック風の端末としてはSharpからのLynx/IS01などOS 1.6 端末がありますが、こちらは2.1端末です。夏頃ですと日本だとHTC DesireとGalaxy Sぐらいしか2.1対応端末はありませんので、よりAndroidらしさを体験可能です。
2.2のアップグレードは未定ですが2.1あればアプリで不自由はしません。(Flash除く)

AndroidMarket未搭載と言う話もありますが、日本でも各所でAndroidアプリ配布サイトが活発になってきましたし、日本語アプリで不自由はしないでしょう。

Tegra2
今後のAndroid Tabletでよく使われるだろうNVIDIA Tegra2のDual Core パフォーマンスを体験できます。
同じ1ghzでもSnapdragonよりはパフォーマンスは上です。(Snapdragonは3G接続が必要な端末でよく使われる。)
OSをAndroidに限らなくてもTegra2搭載 ネットブックとしては初物になりそうで注目を集めそうです。

東芝から本格的なAndroid端末が出たのは本当に喜ばしい限りです。
今後のスマートフォンやタブレット端末など期待が持てます。
また、東芝はChrome OSのパートナー企業にも入っていますしChrome OSのネットブックはどう出してくるのかこれまた楽しみです。

2010年6月21日月曜日

Androidスマートフォンの液晶サイズが大きくなる理由

Xperia X10の4インチでも大きいと思ってたらHTC Evoの4.3インチが出て、さらにはそれより大きそうなDroid Xまでとだんだん液晶サイズ大きい端末出てきましたね。

この大きくなってきている理由を考えてみました。

バリエーションの1つ・インパクトが強い・アメリカ市場 だからです。


バリエーションの一つ
端末メーカーは幅広いユーザーのニーズを満たすため年に数十機種出します。

ハイエンド・ミドルエンド・ローエンドだけでは、似た機種ばかりになりますので
液晶が大きいタイプ・Qwertyキーボードが付いてるタイプ・カメラが高性能など複数のバリエーションモデルを出すでしょう。
特に液晶が大きいモデルは、他に比べると簡単な分、各メーカー出してくるでしょう。

インパクトが強い
やはり、これまでにないサイズですとニュースバリューがありますね。
さらに他の機能と比べて画面サイズですと動画や写真でわかりやすいです。
特に他機種と並べると一目瞭然ですね。


アメリカ市場
今Android端末が一番売れるのがアメリカ市場です。
アジア市場ではまず受け入れられないでしょう。
アメリカだと家電でも大きくて安いのが売れたりしますし
4.3インチの液晶の端末でも普通にポケットに入るサイズの服着てる人も多いですから。

米メディアを見る限りHTC Evoは販売好調で大きすぎるという評価はあまり見ません。
普通に5インチまで出そうですね。

日本では4インチ以上の端末の需要は少ないと思いますし
日本メーカーには巨大化ではなく得意の小型化で勝負してもらいたい。

2010年6月18日金曜日

アメリカではAndroidが好調な3つの理由を考えてみた

 最近は様々な統計データーでAndroidがシェアを伸ばしていることを聞きます。
特にアメリカで第一四半期でiPhoneを超えたなどヨーロッパやアジアなどに比べると非常にうまくいっています。
(ただし最近のニュースではiPhoneの予約なようでAppleの人気も衰えていません)

どうして、アメリカではうまくいっている理由を3つ考えてみました。
マルチキャリア・0円携帯・アメリカ人気質です。

マルチキャリア
米4大キャリア中のAT&T含めてすべてのキャリアからもでる
AT&TというAndroidに力を入れていない所を抜いても、潜在的ユーザー数ではAT&Tだけの倍以上います。
さらにWiMaxなど次世代回線が用意されつつある。
(具体的にはVerizonのHTC Incredible・DroidやSprintのHTC Evoが好調のようです)
 一方イギリスなどでは、すべてのキャリアからiPhoneも出てたりしますので、優位さはありません。

0円携帯
発売してしばらくしたり、人気がない端末は2年契約の0円で販売されます。そして0円以下にはなりません。iPhoneの一つ前の機種の低価格モデルは$99で売っていたりしますし。競合のBlackberryも安いものは0円だったりします。つまりAndroidの高性能な端末が0円になってお得感が出ます。
(シムフリー端末だといくらでも安いのありAndroid端末のオトク感は出にくい)

アメリカ人の気質
アメリカ人は変革が好きです。さらに最近のAppleのビッグブラザー化に懸念を示す人も増えてきています。
Google Voiceを拒否やその他多くのアプリを検閲しているAppleに比べてAndroidの方が革新的と感じるユーザー増えてきた。

Androidがアメリカで優位な状態での新型iPhoneとの競争の夏商戦はだうなるか楽しみです。
すでに予約が殺到しiPhoneは相当な数が売れそうです。これに対向するには新しくでるDroidやGalaxyがどこまで売れるかですね。
秋以降はiPhoneのマルチキャリアで販売という話もあり、さらに厳しい競争が始まるでしょう。

2010年6月16日水曜日

ソフトバンクのiPhone4の値段が高く見える理由

アメリカAT&Tに比べるとソフトバンクのiPhone4が高く見えるのは、一言でいうと、現実的なプランを比べた場合(2年で16万円とします)、通話に関してもデーター通信に関してもソフトバンクの方がサービスが限られている場合が多いからです。
 (ただこれは日本の通信業界全体の傾向だと思いますし、iPhoneに限らすAndroidなどのスマートフォンを比べても高く感じるでしょう)

ただし通話相手が国内市場20%ほどのソフトバンクだけに限る人ならば高くはないと思います。


順を追って説明していきます。
本体価格
 まず、アメリカと日本の本体価格を見てみましょう。(ただSimロック端末同士を比べることは無意味なのですが)16GBモデルですと、アメリカ$599(5万5千円)で日本は(4万6千円)となっています。
日本の方が1万円本体格は安く見えます。

次に2年契約時の値段を比べてみましょう。
AT&Tのプランを見てみましょう
AT&Tの場合は、安い通話サービスは$40のAT&T Nation 450 w/Rolloverとなり
これは家族間無料と450分のどこでも通話と5000分の夜間・週末通話が可能です。
データープランの方はだいたい、安い月$15で200MBと$25の2GBがあります。

200MBデーターは2年で $1320+$199 = $1519(13万8千円)
2Gデーターは2年で $1560+$199=$1759(16万円)

ソフトバンクのプランを見てみましょう。
ホワイトプランにパケットし放題 for スマートフォン(12250パケット・1.5MB)ですと
2900円を24ヶ月で6万9千6百円となります。
まず、ホワイトプランですが、これで収まるのは限られた時間帯でソフトバンク同士でしか通話をしないという限定された場合だけではないでしょうか。
さらに、月に1.5MBに収めるには相当接続を控える必要が出てくるでしょう。
この場合、iPod Touchを使う方が現実的だったりしませんでしょうか


パケットし放題フラット
5705円を24ヶ月で13万6千9百2十円となります。
こちらは、パケット制限1.2GBとなり、少しは3G接続時にもデーター通信が可能になります。
しかしながら、ホワイトプランの問題は残ります。携帯しか触らず通話は一切しない。通話相手がシェアで20%ほどのソフトバンクだけの人に限られるのではないでしょか。
 この値段は、AT&Tの200MBプラント同じです。どちらが安いかは、通話を重視するかデーター通信を重視するかの嗜好の違いでしょう。

現実的に、毎日1分電話する。そのうちソフトバンクのシェアは20%ほどと仮定して
毎月1000円・月25分通話するとすれば、プラス2万4千円になります。
するとソフトバンクのプランも、16万円になります。

 では同じ16万同士のプランを比べた場合、通話ではAT&Tは無料通話 450分に対して、ソフトバンクは25分
データー通信ではAT&Tが2GBにたいして、ソフトバンクは規制があるので実質1.2GBとなり、端末価格は1万円安く見えるにも関わらずできることは劣っているので高く見えるのではないでしょうか。

2010年6月15日火曜日

北米で来年には逆転する勢いのAndroidのブラウジング シェア

QuantcastのレポートによるとモバイルWebブラウジング シェアはiPhone OSが58.8%でAndroidが19.9%のようです。



iPhoneOSはiPhoneとiPod Touchのようです。(なぜかiPadは省かれています)
ユニーク端末数でなくブラウジングのシェアです。実端末 稼動数に近いと思います。


昨年の11月から半年で10%上がっているAndroidに対して、iPhone OSは66%はあったものが58%まで落ちてきています。両者の差は急激に狭まっています。

乗り換え・買い替えが多い恒例の6月頃のiPhone 新型の発売後もシェアはそれほど変わらないので
この勢いですと、来年には実稼動数ではAndroidが逆転してそうですね。

2010年6月13日日曜日

ミルビュー搭載のXperia X10はこのまま売れ続けると予測する3つの理由

ミルビュー搭載のソニーエリクソンのXperia X10は日本ではこのまま売れ続けると予測します。

モデルチェンジまで徐々には落ちるでしょうが、ドコモ端末では10位以内をキープし続けるでしょう。
(なお、最大のライバルとされるiPhone4はiOSだけでなくハードは携帯大手のサムソンとLGの技術の結集みたいなものですから勝負するのは厳しいです)



一言で表すならミルビュー搭載800万画素お洒落スマートフォンだからです。
以下、理由を3つに分けて説明します。

一つ目の理由は唯一のカメラスマートフォンだから
Xperiaは800万画素というだけでなく、富士通のLSIミルビュー搭載で非常に綺麗な画を撮ることができます。
http://eetimes.jp/content/3990
さらに手ブレ防止など、カメラ機能も充実しています。さすがに日本の高性能なコンデジの代わりにはなりませんが、ネットワーク機能などを重視した場合、これ1台で済ますこともできるでしょう。そしてこれに並ぶ画質を撮れるスマートフォンは出てこないでしょう。

 もちろん800万画素搭載のスマートフォンはいずれ、日本にも入ってきますが、あくまでスペック上の800万画素だけで、ノイズが酷く解像度では到底及ばないでしょう。海外のユーザは気にしないでしょうが、日本のユーザーはカメラ画質には敏感です。ミルビュー相当のLSI積んだスマートフォンは日本人をターゲットにしない限りまず出ません。

2つめの理由は日本のAndroid端末としては標準的
Xperiaの欠点として専門家からは、OSのバージョンが2.1じゃないことがあげられます。
しかしながら、日本のAndroid端末は、ソフトバンクのDesireがあまり売られていないこともあり、バージョン1.6が標準的であり、なんら遅れたものではありません。7月のLynxなども1.6です。
 いずれサムソンギャラクシーSが2.1でドコモから出るでしょうが、その頃にはXperiaも2.1に上がっていることでしょう。

 またマルチタッチ対応でないことが非難されていますが、そもそもAndroid 1.6では必要されていません。
もちろん、2.1以降では必要となるアプリも出てきますが、日本で一番売れているAndroid端末に最適化されていない日本語のアプリは少なく困るケースはほとんど出てこないと思います。(マルチタッチじゃなくても動く代用アプリが出るでしょう)

最後の理由はソニーエリクソン携帯だから
正直トラックボール無しのAndroid端末とかあり得ないと思いますが、デザイン的に妥協しなかったのでしょうね。ばっさり切っています。そのおかげか、ソニーエリクソン携帯が好きなユーザーにはデザインの評価は高いです。

また、ソニーエリクソンの日本語入力機能は優秀だったりします。
つまり、ソニーエリクソンの携帯を選ぶ人にとっては、モデルチャンジが無い限り、他に選択肢は無い
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/design/design.html

あまりスマートフォンに積極的でないドコモから、Xperia X10と競合するような機種は出てこないでしょうから、モデルチェンジまでXperia X10は売れ続けるでしょう。

2010年6月10日木曜日

Amazon.comのスマートフォンランキングから読み解く米Android 2010年6月9日

Amazon.comはキャリアごとに端末が分かれているみたいですね。Apple製は入っていません。
 あくまで、Amazon.comの順位なので米市場を示す正確な情報ではありませんし、推測が多々入っています。
また順位は取り扱いの有無や在庫情報などで変わったりランク外になったりします。


動画は最近発売されたHTC Evo



順位 2010/06/10
(1) HTC Incredible (Verizon)
(4) Motorola Droid (Verizon)
(5) HTC Hero (Sprint)
(8) HTC Evo (Sprint)
(10) Motorola CLIQ (T-Mobile)
(12) Samsung Moment (Sprint)
(13)HTC Droid Eris (Verizon)
(15)Motorola BACKFLIP (AT&T)
(23)Motorola Devour (Verizon)
(26)Motorola CLIQ (T-Mobile)
(38)LG Ally (Verizon)

Verizonの新型機種 HTC IncredibleがAmazonでは売れていますね。


Verizon
1位のHTC Incredibleを始めAndroid端末はだいたいうまくいっていますね。
特にIncredibleが品切れを起こしていないのは、いい傾向です。
ただ、最近発売したLG Allyがさっぱり売れていないのが気になります。

Sprint
HTC Evoの販売直後ということでEvo独走かと思えば、
Evoが入荷まで1週間ほどかかることなどから、なぜかHeroの方が人気だったりします。
バージョンを2.1にアップデートした効果でしょうか。

T-Mobile
T-Mobileといえば、Androidが強いというイメージですが、Amazonでは取り扱い商品が少ないのかいまいちです。
店舗だとNexus OneやMy Touch 3G Slide・Garminfoneなどがありますのでもう少し売れていると思います。

AT&T
北米4台キャリアの中ではAndroidに対する取り組みは最低です。ここはiPhoneがメインですので当然ですが、
逆にBackflipという中性能な端末でもそこそこ上位に入っています。(AT&T内では3位)
Samsung Galaxy Sがここでも扱うみたいですので、競合Android製品がないAT&Tでどこまで伸びるでしょうか。


HTC IncredibleとHTC Evoの登場でようやくAmazonでも売れ筋になるAndroid端末が出てきました。
Amazon市場では今後もBlackberry端末と激しい競争になりそうですが、まだAndroid側のラインナップが少ない気もします。小型モデルや、格安モデルなど端末の充実に期待したいところです。

2010年6月6日日曜日

Hoawei Smartkit S7がAndroid タブレットの主流になりえる3つの要因

中国の端末メーカーが出すAndroid TableのHoawei Smartkit S7


のような(1)7インチディスプレイ(2)Snapdragonプロセッサを搭載し(3)Android OS 2.1(Eclair)を使うのが今年のAndroidタブレット・スレート端末の主流になると考えます。
 以下理由を記載します。

7インチが最適
5インチですとスマートフォンと差別化が難しいです。すでにHTC Evoのような4.3インチ端末もありますし、日本でもシャープのLynxは評価が難しい端末になっています。

10インチは、ディスプレイが電力を消費するのでバッテリーを大きくしないといけなく結果重くなります。
重くなると壊れやすくなるし、持ち運びも不便になる。さらに大きいと値段も高くなる。
 たしかに競合のiPadは10インチですが、あれだけ大きくて重いのを使わせるには、相当に作り込んでるからこそ。値段もFoxconnなどを使って相当無理をしたからこそ可能だった。

 さらに10インチ端末はネットブックと競合し、機能的な不足を感じる場合もある。
(これは次のバージョン GingerBreadで解決することを期待したい)

一方、Kindleなど電子ブックリーダーでも6インチが主流であり、カラー電子リーダー端末として考えると7インチが最適である。

Snapdragonが安定
Qualcommの1Ghz プロセッサーSnapdragonはNexus Oneなど数多くのスマートフォンで使われた実績があるのでCPUのバグは少ないでしょう。そしてバージョンアップもすんなりいくでしょう。
そして動作速度も他スマートフォンと同じぐらいで不満は出てこないでしょう。

他にはNvidiaのTegra2とかタブレットでは人気ありますが、Androidでの実績がなく、まだ未知数です。
今後Tegra2は10インチのAndroid GingerBreadかChrome OSで真価を発揮しそうです
特に3G接続を考えるとSnapdragonでしょう。

OS 2.1がベター
最新のアプリではAndroid OS 2.1が必要になることがありますので、OSのバージョンが2.1であればアプリで不自由することはありません。Android OSの割合でも半分近くが2.1になってきて主流になっています。
Androidの最新版は2.2のFroyoですが、まだ一部機種しか対応していません。今年はまだ2.1が中心でしょう。houweiに限れば他にもスマートフォンを多数作っていますのでOS 2.2にもいずれ上がるでしょう。


というような理由な7インチ・Snapdragon・OS 2.1が今年の主力タブレット/スレートになると考えます。


ついでに、気になるHoawei Smartkit S7の値段の予測してみましょう。
Dell Streakが$500なので $200は切るのは難しいかと思います。
またHuaweiが他で作っているT-Mobile Pulse Miniが$120ぐらいですので、$250ぐらいは頑張れそうな気もします。だいたいArchos 8 Home Tabletもそれぐらいの価格のようですし
この組み合わせでは、S7が一番の低価格モデルとなるでしょう


 ただ中華品質なので、厳しい日本の消費者には受け入れられないでしょうね。
日本の消費者も納得の高品質モデルはいずれDell Streakの7インチモデルとして発売されるでしょう。
 私的にはシャープに作って欲しいのですが

2010年5月31日月曜日

Android端末 差別化3つのポイント

まず、OSだけが携帯電話の差別化のポイントではありません。
すでに、日本の携帯はSymbianかLinuxだったりしますが、メーカーごとに十分差別化が図られています。
Androidでも同じです。例としてハードウェアー・ユーザーインターフェース・ブランドの3つのポイントをあげてみます。

【ハードウェアー】
基本部分
Qwertyの有無・液晶のサイズ、ディスプレイの種類、トラックボールなど、基本部分だけでも端末の差別化出来ます。またメーカーによって力を入れるところをかえることで、メーカーの特徴が出てきます。
例えばモトローラはキーボード付きハイエンド機にこだわりを見せています。
また日本では非常に個性的なクラムシェル型まで出てきました。

拡張部分
例えばXperiaは高品質なカメラモジュール搭載(富士通製?)を使っているので品質が非常に高いです。
MotorolaのiDenは防水・防塵・トランシーバー機能付きです。
シャープIS01には赤外線とワンセグが搭載されています。
サムソンのGalaxy SにはPowerVR SGX540という強力な3D GPUが載っています。
これら拡張ハードウェアーに特徴を持たせることで同時期の他機種とは違ってきます。

【ユーザーインターフェース】
Androidの自由にUIをカスタマイズできる機能を使って各社オリジナリティーを出してきました。
HTCのSense UIは評判いいですが、LGの方はいまいちだったりと違いが出ています。
他にもGPSナビゲーションを全面に出した地図データ搭載のGarminfoneもある。
ソニーエリクソンのXperiaのような独自色の強いものも有ります。

【ブランド】
元々の携帯メーカーとしてのブランドに加えて、Androidのアップデート対応や過去にリリースした端末などでブランド価値が出てきています。
今のところHTCはAndroid製造メーカーとしてアップデートへの対応などで着実に評価を高めています。
またモトローラはCMを積極的にうってDroidというブランドを高めています。


 以上のように差別化ポイントはあります。
いずれ日本の各メーカーがSymbian・LinuxからシフトしてAndroid端末を作るようになっても十分差別化は可能です。

2010年5月29日土曜日

2010年6月以降に起こるAndroid関連出来事

今現在でわかっている6月以降に起きるであろうAndroid に関する出来事をまとめてみました。

【今】Froyo アップデート
今はNexus Oneだけですが、まもなくDroid、いずれHTCの新型のアップデートが配布されていくでしょう
V8でJavaScriptが高速化されたりしてHTMLアプリで優位に展開できるでしょう


【夏】対iPhone HD 夏の陣
夏までにでるAppleの新型iPhoneHDとQ3では激しいシェア争いになるでしょう。
対抗出来るハイエンド端末は以下のような感じでしょう。
HTC Incredible
HTC Evo
HTC Desire
HTC Vision
Motorola Shadow
Motorola Motoroi
Samsung Galaxy S
 おそらくアメリカは勝てるでしょうがワールドではシェアは負けるでしょう。
というのもこれら新型機が揃うのはアメリカぐらいで後は先進国でも半分ぐらいしか出揃わないでしょうからね。日本なんてQ3も実質 対抗機はXperiaだけでしょうしね。

【夏】Google Edition
ブックストアーとしては世界最大級のサービスが開始されます。競争相手になるのはAmazonぐらいです。
もちろんこれはHTMLベースのサービスなので競合機種も利用可能です。ですがGoogle Editionが普及すれば相手の囲い込みを阻止することが可能です。

【秋】Google Chrome Store
HTMLベースのアプリを配信可能なサイトがオープンされます。HTML5 Widgetのような仕様にそうかどうかは不明です。Flashアプリの登録も多いでしょうから、HTML5(V8で高速)もFlash 両方動くAndroidには優位ですね。

【年末】Google TV
現在 Google・Sony・Intelで作っているGoogle TVが年末に始まります。まったく台数は読めませんが、Androidの知名度アップに大きくつながるでしょう。

【年末】Gingerbread WebM
年末にはAndroid 2.3/3.0と言われるGingerbreadが公開されるでしょう。パテントフリーとされるWebMへの対応によって、動画を含むコンテンツの可能性は広がるでしょう。

【年末】Sony 端末
まだ噂レベルですが、Android対応のSony 端末が販売されます。
個人的には年末に出るSony Readerの上位モデルとしてAndroid端末出て欲しいですね。
あるいはTouchに対抗できる、2万円ぐらいの端末を出してもらいたいです。

【年末】対iPhone HD 冬の陣
おそらく、年末商戦時には、新OS Gingerbread搭載の新型Android端末が多数出ることでしょう。
アメリカやイギリスの先端国では新ラインナップで、他の遅れている国でも夏モデルが供給されるころでしょう。幸い日本はようやく国産Android端末がいくつか出てきそうです。
なんとか、冬にはワールド市場でも台数追いついて欲しいものですね。
 この時期はスマートフォンだけでなくタブレット市場も激しい競争が起こりそうです。


今年の前半もいろいろAndroid関連ではいろいろありましたが、6月以降はわかっているだけでもいろいろ起こりそうです。
特に年末にワールドの出荷台数でiPhoneを超えるかどうかかを注目したいです。

2010年5月25日火曜日

Google TV・ファーストステージにおいて成功するだろう3つの理由

GoogleがGoogle IO 2010で発表したGoogle TVは年内において成功すると思う。
理由は、適材適所・豊富なコンテンツ・成功のハードルが低い点である。

動画はGoogle TVではなくIntelのAtom CE4100のデモ


【適材適所】
Nexus Oneでの失敗の反省からでしょうか、よく考えて協力企業を集めました。

TV製造でソニーソニーとGoogleは提携関係を結びGoogle TVを第1弾として、Android端末を作っていくことになりました。
TV製造には実績も十分ですので安心でしょう。Androidに関してもソニエリでの経験もありますので心配ない。

プロセッサー提供のIntel
インテルのAtomCE4100は1080pを同時に2つ処理できるなど、かなり優秀なプロセッサーだと思います。
家電での実績を作りたいIntelの立場を考えると協力を期待できます。
Atomは発熱と稼働時間が問題ですが、セットボックスやTVなら大丈夫

セットボックス製造でロジテック(日本だとロジクール)
Blue-ray搭載のセットボックスを作るようです。Blue-ray搭載なら買い替え需要も期待できます。
他にもキーボードやリモコンとか作るらしいのですが、得意分野ですのでアクセサリーで不自由することはないでしょう。

販売店としてBestBuy
特にTVのような商品は実際に店舗で見てもらう必要がありますが、BestBuyのような大手量販店で扱うことが決まっていますので販路の心配はないでしょう。
商品の出来しだいでは、年末商戦で他のTVよりいい扱いも期待できます。

メインターゲット層としてのDish Network
Dish Networkは1400万世帯が契約しているとも言われる、業界2位の衛星放送会社です。
すでに1年ほどGoogle TVのテストをしてきたようで、Dish Networkユーザーが使いやすい物はできあがっていると思います。
主な売り込み先を用意したことで、商品としての方向性ははっきりしていていますし、ダイレクトな広告を掛けることも可能でしょう


【豊富なコンテンツ】
秋ですと、Androidマーケットのアプリ数10万本は超えているでしょう。
GPSなどを使うアプリなど動かないものもありますが、Android UIの強みである、タッチパネルなしでもパッドで操作可能な点からして多くのアプリがそのまま動くでしょう。
さらに来年のSDKの公開により、これまでにないTV用アプリが続々と出てくると思います。

 Android Marketだけでなく、冬頃にはHTMLアプリの配布元 Chrome Web Storeもオープンされる頃でしょう。
現時点でChrome Web Storeにどれぐらいのアプリが登録されるかは未知数ですがHTML5だけじゃなくFlashなどが完全に動くChromeブラウザーを搭載した強みが出てくる。
 
 さらには、Google Editionという世界最大規模の電子ブックサイトも夏にはオープンされます。
Androidアプリ・Web/Flashアプリ・電子書籍とコンテンツは十分用意されています。

【成功のハードルが低い】
 スマートフォンで例えると、Nokia・Blackberryのような強い競合はいません。
Google TVの成功を判断される場合、比較されるのは、名前が似てるのでApple TVになるでしょう。
Apple TV正確な販売台数不明なのですが(2009年度は6万台という説もあり)稀に見る売れてない製品です。
販売台数などを誇示するの好きなAppleがまったく数字を出してこないことからも明らかです。
逆にGoogleはAdmobやYoutubeなどから比較してシェア出し好調さをアピールすればいいわけで成功へのハードルは極めて低いと言えるでしょう。
 あるいは同じAndroidの初年度と比べられるかもしれませんが、これも半年で100万台とそれほど難しい数字ではありません。

という3つの理由で確実にGoogle TVは成功すると思います。

成功した後には
 その後は、まずは北米のTVネットワーク上でのGoogle TV採用業者を増やしいずれ業界1位のDirecTVを引き込むことが必要でしょう。
北米でそこそこシェアを取り成功事例が出来ればオープンソース化の後に国際的には自由競争でシェアは増えていくのではないでしょうか。
日本のように保守的なTV業界もありますが、市場を狙ってフリーオみたいな感じで海外勢が参入してくると思います。

2010年5月15日土曜日

ドコモ史上最も早い売れ行きをみせるXperia X10

PR Logによると
ドコモが4月に発売したAndroid携帯 Xperia X10は、これまでのドコモのスマートフォンと比べて早いの売れ行きを見せているようです。(かねてより売れ行きが好調とは言われていましたが、他と比べるとこれまでとはまったく違う手応えをドコモが感じているのがわかります)

 記事によると、ドコモ初のAndroid端末 HTC03Aは8万台売るのに10ヶ月かかり、RIMのブラックベリー BOLDは6万台を14ヶ月、東芝のT-01Aも10ヶ月で6万台とあまりよくなかったが、Xperia X10は20日にて12万台と、しかも最初の週だけで、これまでの端末の10ヶ月分以上を売るなど、これまでにまったく違う好調なセールのようでした。

 ただ、残念なことに、ドコモは需要の読み違えなのか、エリクソンの生産能力不足なのか4月中には18万台しか出荷できなかったようで、5月頭に在庫切れを起こしたのではないかと思います。

 ヨーロッパ向けには、小型化されたXperia Mini とXperia Mini Proの投入が決まっていますが、
日本向けはどうなるのか気になるところです。
ドコモが本気でスマートフォン販売をしたいなら、年に10機種は出して欲しいものです。

埋込み動画はXperia X10 mini

2010年5月13日木曜日

モバイルでも標準になりつつあるFlash

デスクトップ市場では、ほとんどのパソコンにインストール済なこともありスタンダードなFlashですが
これまではモバイルではあまり普及していませんでした。

しかし昨今モバイル端末の性能の向上もあり
今後は、Android以外にも、BlackberryとWindows、そしてPalmにもFlash 10.1をサポートするようですしモバイルもFlashが標準の一つとして定着しそうです。

心配されていた動作ですが、Androidの場合Snapdragon 1ghzぐらいの標準モデルですとスムーズに動くようです。



リッチな表現手段として期待されているHTML5と比較しても同程度動いていますね。

やや古い動画


 このままでいくと、Flashが全く動かないのはiPhoneとiPadだけになりそうですね。
ただFlash対応モバイル機器と未対応機器のシェア次第では、状況は変わりそうです。

2010年5月11日火曜日

2010年Q1 アメリカでのスマートフォン販売でAndroidがiPhoneを超えた

NPDのレポートによると2010年 Q1において、Androidがスマートフォン販売台数でiPhoneを抜いたようです。


資料によると2010年Q1の販売シェアは以下のようです。
BlackBerryが36%
Androidが28%
iPhoneが21%

キャリ独占の弊害
BlackBerry及び、Androidにシェアで負ける要因としては、キャリア独占でしょう。
新型の買い控えも多少あるでしょうが。時期としては早すぎます。

アメリカ4代キャリア中、2番手のAT&Tだけでは、潜在的ユーザー数に限りがあります。
今のiPadのように、直接の競合商品がない状態なら独占販売の方が有利に展開するでしょうが、
ソフトウェア含めて同等・それ以上の製品と競争になる場合、顧客の少なさが問題になるでしょう。
現に、AT&T含めてすべてのキャリアで販売している、BlackberryやAndroidが有利に展開していますし。

通年でどうなるか?
新型iPhoneが販売されるQ2やQ3はAndroidは苦戦は予想されますが、AndroidもSprint 4Gが始まったり
VerizonやT-Mobile・AT&Tでも同時期に多数の新型端末が出ます。
またiPadの大ヒットがiPhoneへの販売にどう影響を与えるのかなど不確定要素も多くどうなるかは予想できません。
 ただある意味世界を先取るアメリカでの結果が今後の世界市場のAndroidを予想できるのではと思います。


日本でもXperiaが4月はiPhoneを超えましたし
2010年はAndroidの本格的な普及期に突入したといっていいでしょう。

2010年5月8日土曜日

iPhoneのAt&Tへの独占供給が2011年まで延長、Androidへの影響は

iPhoneのAT&Tへの独占供給が2011年まで延長されたらしいです。
http://www.businessinsider.com/att-iphone-exclusive-extended-because-of-ipad-2010-5

ただ、顧客の増加に伴う設備投資が間に合わないのか
統計によるとAT&Tへの顧客満足度は最低を記録しており、ユーザーのAT&Tへの信頼は低下しています。
そんな中、1キャリアだけで急速に伸びるユーザーをケアできるのだろうか
 

特にこれまでとは違ってAdmobの統計ではiPhoneを追い抜くなど、今年に入ってAndroidはアメリカで急速に拡大しております。
昨年とは違って、Android端末はアメリカ主要の全キャリアから、最新型が続々と販売されることになっており、ユーザーには別の選択肢が用意されています。
その中、このAT&Tへの独占供給が、どうアメリカスマートフォン市場に影響を与えるのでしょうか

 はたして日本でも、新型の発売にともない扱うキャリアが増えるのか気になるところです。

2010年5月7日金曜日

イギリスでもAndroidが絶好調シェア4倍へ拡大


Gfkの最新の調査結果によりますと

イギリスでもHTC Desireが品切れを起こすなど
現時点での最高峰のAndroid スマートフォンが好調のようです


シェアが3月時の1.6%から6.7%(おそらく携帯電話全体)へ4倍以上へと拡大しました。
その期間にはHTC Desire以外にもHTC Legend・Xperia X10など新型が発売されており、
日本と同様に現時点の最高性能なスマートフォンが受けたものと思います。

以前に発売されたMotorola Millestoneのソフトウェアーの評価の低さを鑑みると、OS 2.1の完成度の高さも人気の要因の1つと考えます。

さらに、Nexus OneおよびXperia X10 Miniに加えて安価なVodafone 845の販売も控えており今後の伸びも期待できます。

2010年5月5日水曜日

2010年Q1の主要 Android製造メーカー成績表

IDC Q1のレポートによるとAndroidの競合相手、BlackBerryのResearch In motion の出荷台数は1060万台・iPhoneのAppleは880万台であった。

Androidスマートフォンを販売している主要メーカーは5つある
Androidが出荷台数でトップになるには、各メーカー最低200万台は出荷しないと競合には勝てない。
ここでは、2010年Q1の出荷台数情報を元に成績をつけてみたいと思う。後で各メーカーについて簡単にコメントしてみたいと思う。

合格
Motorola・HTC

頑張りましょう
LG・Samsong

不可 
Sony Ericson

全体では、500万台は売れたのではないかと推測します。

Admobから提供されたデーターで売れているかどうか判断可能だ。

 

 


Motorola
MotorolaはQ1にて230万台のスマートフォンを販売している。(おそらくほぼすべてAndroid端末だろう)
2010年3月時に、全体のトラフィックにおける42%はMotorolaだ
そのうち、3/4近くはハイエンド端末Droidだが、ミドルレンジのCliqもそれなりにシェアを伸ばしている。
 Q2もAT&TでのBackflipなども販売したし、十分期待できる。

HTC
HTCのQ1のスマートフォン販売台数は350万台だ。(そのうちAndroid端末がどれぐらい占めるかは不明だが)
世界各地で売られているHTC Heroがかなり売れたと思われる。
 Q2はスマートフォンの販売台数を450万台を目標にするなど、一番期待できるメーカーだ。
おそらくHTC DesireやHTC Incredibleがかなりのシェアを取ることが期待できる。

Samsung
Momentがそれなりに売れているが世界第2位の携帯メーカーにしては残念なシェアしか取れていない。
Q2も今のところ派手な動きはないので、あまり期待できない

LG
世界第3位のメーカで、何台かAndroid端末出たのですがQ1では結果はでていません。
Q2ではようやく、LG Allyで大規模なキャンペーンを張って巻き返しを狙っている。

Sony Ericsson
Q1は何も出していません。
Q2には初のAndroid端末 Xperia X10をリリースしました。
日本では、Xperia X10が好調ですし、世界でもそこそこ売れてますので、SamsungとLGを抜いてAndroidシェアを3番手を取れるかもしれません。またXperia X10 MiniやMini Proという新しい端末をQ2中に投入してくるかもしれまsね。


Q2は、各社かなりのやる気をみせていますので、全体でAndroid端末 700万台出荷も難しくないと考えます。ただRIM・Apple双方、1000万台には載せてくると思いますので追い抜くことは困難ですが

2010年4月28日水曜日

Android OSシェアがiPhoneを抜いて46%の首位に、アメリカにて

Admobの2010年3月のレポートによると

 

アメリカでのスマートフォンのOSシェアですが、
iPhoneは先月の45%から、大きくダウンして39%までに
逆にAndroidは先月 42%から46%まで上昇し逆転しました。

要因としては、
iPhoneの場合、去年の9月に出た半年も前の端末であり、ここにきて新型を待つユーザーが増えてきたでしょう。逆にAndroidの方は、NexusOneを始め、新しい端末が続々と出てきてますからね。

機種別ではiPhoneが依然1位だが、Motorola・HTC・Samsungの複数の端末を合わせるとAndroidが逆転しました。

もちろん、6月のiPhoneの新型発売でどうなるかわかりませんが、Androidの方は3月にはAT&TのBackfliptや4月・5月と新型ラッシュしてますので、それまでは差を広げられそうです。


 

世界レベルでは、46%とiPhoneが優勢ですが、iPhoneは2月から3月にかけて4%も大きく落とし50%を割り込んでしまいました。
Android・Symbian・RIMの争いではNokiaが少し盛り返してきました。

来月には日本で好評発売中のXperiaも集計に加わりますし、どこまでAndroidが伸びるか楽しみですね。

2010年3月19日金曜日

Android TVはUI Engineがキーになるのでは

ニュースによると GoogleとIntel、そしてソニーで Android TVを開発中という噂がある。
もし噂が本当なら、そこで使われる TV UI Engineがキーになると思います。

UI Engineというのは、TVの操作部分や見た目のGUIの部分です。
今のTVのUI Engineはクロスプラットフォームを優先のため、機能や見た目が制限されていると思います。

 TVセットボックスのUI Engineは可能性は、同じくソニーがPS3のTorneで示しています。
UIが変わるだけでTVがもっと楽しくなりますからね。


Android TV UI Engineはどうなるのだろう?


 もしかしたら、AndroidのUI エンジンは
現在のAndroid携帯のHOMEみたいに、ユーザーが好きにユーザーインターフェースをカスタマイズできるようになるかもしれません。
ソニーが関わるのでしたら、デフォルトでもカッコいいものになりそうですね。

波に乗れば、Androidも3D機能などと共にリッチなTV必須機能になりそうですね。

将来的には、ソニーはCellプロセッサーを使ってTorneみたいなリッチなUI版を作ってくれるとうれしいのですが

いずれにせよ、Android TVの話が進んでくれることを願いします。

2010年3月12日金曜日

2009年から2010年にかけて着実にUSでのシェアを伸ばしているAndroid

ComScoreによると2009年10月から2010年1月にかけてAndroidが大幅にシェアを伸ばしたようです。



RIM プラス1.7%
41.3%から43.0%へ、
ここからさらにシェアが伸びるとは、RIMの存在感はますますましていますね。
北米ユーザー向けアプリを作るならRIMのマーケットは無視できないですね。


Apple プラス0.3%
24.8%から25.1%
Q1とQ2は新製品の買い控えもあり、シェアが下がるのですが堅調に維持しています。

Microsoft マイナス4%
19.7%から15.7%
断トツで減らしています。6とたいして変わらないWindows Mobile 6.5だとユーザーの関心は引けなかったみたいです。
このままいくと、Q3ではAndroidに抜かれるかもしれませんね。
ただ、Tegra搭載のZunePhoneはかなり期待されているみたいですので、今後はそれ次第かもしれません。

Google プラス4.3%
2.8%から7.1%
元のシェアが少ないとはいえ、急激に伸びてきました。
この時期ですとやはり、MotorolaのDroidでしょう。
Q1は、Nexus OneだけでなくAT&TでのBackflip発売などもありましたしこの勢いは当分維持出来そうです。


Palm マイナス2.1%
7.8%から5.7%
そろそろ本格的に厳しくなってきましたね。
しかしながら、Palmもかなりの特許持っていますし、どこかが買収をしかけてくるかもしれませんね。

 さて、次の2010年 1月から4月でどういった変化が起こるか楽しみですね。
Androidユーザーとしては、早期にWindows Mobileは抜いて欲しいですね。

2010年2月23日火曜日

日本の大手プロバイダーの1つのBiglobeがAndroidアプリを提供開始

プレスリリースによると
BiglobeはAndronaviを通じて無料アプリの配信を開始するようです。

Biglobeは400万を超える会員数がいる大手のプロバイダーです。
Androidは一般層への浸透がまだまだですので、Biglobeを通してAndroidの知名度アップには期待が持てそうです。

3年間で10万本ラインナップをAndronaviで提供したいとのことですから相当力を入れてきそうですね。
今後はモニター中のcamangiのフィードバックを元に端末を販売するみたいですし。

 さらにグループ会社に携帯開発のNECカシオ モバイルコミュニケーションズがあるだけに国産Android端末の開発など期待出来ますね。

ついにAndroid 2.1用にGoogle Earthがリリースされました


Google EarthとMapsのブログ によるとAndroid用のGoogle Earthがリリースされました。


もうYoutubeにも公式動画が上がってますね。

それ以外にもユーザーがアップロードした動画もありますのでぜひ見てみてください。

音声検索対応で、面白そうですね。Android 2.1機を手に入れたら最初に試してみたいです。

2010年2月18日木曜日

Nexus Oneの投入に対するリアクションから見るSymbian普及の困難さ

 Symbianが完全オープンソースになったという話があるが、今後の普及はAndroidに比べて困難だと考える。
性能や機能という点でAndroidに劣るというわけではない。

それはGoogleのNexus One 販売時に、多くのアナリストがいったパートナー企業に及ぼす影響という点だ。

 ようするに、Nokia自身が販売しているSymbian端末はGoogleのAndroid端末とは比べ物にならないほど市場に出回っている。

 各製造メーカーにとっては、携帯電話の販売台数的にはAppleより遥かに競合であり、Nokiaの市場を奪っていかないとシェアが伸びないという点で、店頭で差別化が困難になるSymbian OSの採用は慎重になるのではと思う。

2010年2月17日水曜日

ついにKDDIもAndroid端末の投入を宣言

ケータイWatchのニュースによるとMobile World Congress 2010にてKDDIの小野寺正氏がAndroid端末の開発をしていて投入をするとのこと

 シャープとかが開発している噂とかもありますし、最近発表のあったソニーエリクソンのX10 MiniやX10 Mini Proの可能性も有りますね。

いずれにせよ、これで日本も今年中に主要キャリアからAndroid端末が販売されることとなり本格的に盛り上がりそうですね。

2010年1月27日水曜日

Android、スマートフォン市場で急成長へ--IDC調査 の3つのキーワード

Android、スマートフォン市場で急成長へ--IDC調査

という調査が出ていますが、これをスマートフォン・中国・Google の 3つのキーワードで少し、補完してみたいと思います。

スマートフォン
今スマートフォンが流行っているとはいえ、携帯電話全体で言えば、80%近くが通常の携帯です。
今後、通常の携帯でシェアを取っているメーカーがスマートフォンに比重を置いていきます。
その時選ばれるOSはAndroid以外に選択肢はありません。

中国
今後、携帯電話の販売が伸びるのは経済成長が著しい中国ではないでしょうか。
Androidの本場といってもいいほど、台湾メーカー・中国メーカーはAndroidに力を入れています。
OPhoneや山寨携帯など合わせると何種類のAndroid端末があるのかわからないほど活気があります。
Google撤退という話もありますが、仮にGoogleが撤退しても、Google検索がBaiduに置き換わるだけです。AndroidはGoogleサービス抜きでカスタマイズできる所も魅力です。

Google
AppleやRIMが強力とはいえ、Googleもひけを取らない大企業です。
なんといっても、自らNexus Oneを販売することでAndroidに本気なことを示しました。
Nexus Oneでは証明できませんでしたが、世界レベルではGoogleのブランド名は顕在でしょう。


正直 2013年は早いと思いますが、そう遠くない時期にAndroidは十分なシェアを取れると思います。