2010年6月28日月曜日

IntelのFroyo(2.2)移植で広がるX86 Androidの活躍の場

Intel、Androidをx86アーキテクチャに移植 というニュースがありましたが

いずれにせよGoogleTVを一緒にやるのでIntelで動くAndroidは必要です。
Intelが移植するメリットはプロセッサーが売れることでしょう。
またタブレットPCとしてARMに流れが傾くのを多少防げるやもしれません。

IntelプロセッサーはARMと比べると

長所
パフォーマンスに優れている
Windows OSが動く

短所
消費電力が発熱が大きい、バッテリが持たない

これらの特徴からこういう場所で活躍するのではと思います。

TV・セットボックス
Google TVのような1080Pの動画2つを同時に処理したりする場合Intelプロセッサーのパフォーマンスが重要になってきます。
常に電源がつながっている状態ですので、消費電力が大きいという欠点も問題になりません。
あるいはGoogle TV方式のノートパソコンタイプのパソコンという可能性もあります。

ノート・タブレット
WindowsとのDualブート端末によってメーカーにとってはリスクが少なく商品を出すことが可能です。
あるいは、ハードは同じでソフトを違うものを出すなどもできます。
AcerとかがNetBookで試みています。(OSのバージョンは1.6ですが)
また可能性としてタッチパネルのデスクトップ端末を出せなくもありません。

仮想マシン
デスクトップでもVMWareなどの仮想マシンを通じてAndroid2.2が動くようなります。
これだけアプリが豊富になると、デスクトップでも使いたい人も出てくるんじゃないでしょうか。
個人的にはChromeブラウザー上でAndroidが動くようになると面白いと思います。

 Android X86への本格的な移植は、Androidの幅が広がり、競争相手に大して有利になることは間違いないです。

2010年6月25日金曜日

iPhone4 対 Android 夏の前哨戦

iPhone4は販売好調、供給が不調のようですが、Androidの方も
1日あたり16万台世界で売れてるなど好調なニュースが出てきました。

AndroidのiPhone4に対抗するような夏モデルは出揃うまで1ヶ月・2ヶ月かかりますが
前哨戦として現状で選択肢になるようなハイエンド機を見てみましょう。

アメリカ
HTC Increbile
HTC Evo

特にHTC Evoはフロントカメラ付きで、ハードウェアでは似た構成となり注目が集まっています。
Incredible・Evo共に好調すぎて生産が追いつかない状態のようで、本命のMotorolaのDroid端末が出るまでこのままいってほしいです。

iPhoneも供給不足のようですし、Android側のラインナップが揃うまで互角な展開を期待したい。

イギリス
HTC Desire
Samsung Galaxy S

HTC Desireという日本でもおなじみの端末がイギリスでは好調のようです。ハイエンド端末ながら安いというのも魅力の一つでしょう。
そして、一部のキャリアからはサムソンのGalaxy Sの販売が開始されました。サムソンはiPhoneのプロセッサー Apple A4を製造しているだけあってこれは同等のプロセッサーを搭載した高性能端末です。
差別化ポイントしてスーパー有機EL搭載で、スペック通りならばかなり期待できるでしょう。

イギリスも日本と同様、ユーザーの買い換え需要がないので、厳しい展開になると思います。
しかしSimフリーということもあり価格に敏感なユーザーも多いのでDesireのような安いハイエンド端末で台数を稼いでもらいたいものです。


日本
Xperia X10

ソフトバンクからHTC Desireも出ているのですが、どういう事情か知りませんが、台数が出ないので無いも同然です。
Xperia X10は差別化ポイントもあり、十分競合にはなると思いますが、さすがに勢いは止めれないでしょうね。
これから出る他のAndroid端末もニッチ向けですし、秋頃のGalaxy Sが出るまではAndroid勢は厳しいでしょう。


世界的に見てAndroid端末の販売が好調とは言え、iPhoneも伸びています。
夏モデルがすべて揃うまでは、現状のハイエンド端末での競争は厳しいでしょう。
現状では直接の競争にならないミドル・ローエンドでどれだけ新規にユーザー獲得できるかでしょうね。

2010年6月23日水曜日

iPhone4と比べた場合のXperiaの差別化ポイント

iPhoneは年に1度のモデルチャンジで人気なのは間違いありませんが(予約も好調のなようです。一方供給体制に問題が出ているともいわれています)
以前のエントリーでソニーエリクソンのXperia X10は売れ続けると予想したようにXperia X10にも差別化ポイントがあり選ぶ人もまだまだ沢山いるでしょう

iPhone4と比べた場合の差別化のポイントを4つ上げたいと思います。
ドコモ・カメラ・液晶・日本語入力です。



ドコモ
回線の品質はドコモの方が上です。
またソフトバンクの方はパケット制限がドコモの1/3だったり、規制期間が1ヶ月だったりとドコモとは比べ物にならないほど厳しく、スマートフォンを3G接続で常時使う人には不向きでしょう。
もちろんほどんとWi-fiで済ますユーザーには問題にならないでしょうが、パソコン無くても機能するXperia とはユーザー層が違うでしょう。

カメラ 
Appleも3gsと比べると見違えるようによくなりましたが、日本で売られている携帯と比べると機能的にまだ見劣りします。
 ミルビュー搭載の800万画素 カメラのXperiaには遠く及びません。
もちろん、お互いアプリなどを使えばいろいろできますが、カメラを主に考えた場合Xperiaを選ぶユーザーが多いでしょう。

液晶サイズ
マルチメディア重視する場合、3.5インチでは小さく感じます。有機ELディスプレイとの比較ですと好みの問題が発生しますが
単純に大きさでの比較となると4インチは相当有利です。大きい画面を好きな人もかなりいるでしょう。

日本語入力
ゲームだけ遊ぶならiPhoneで十分ですが、twitterなど文字を入力するような場合Xperiaの方が相当入力しやすいです。 POBoxの辞書の賢さではバージョンアップしたiOSでも比べ物になりません。
またPOBoxはバージョンアップでflick対応で入力速度も改善されましたし、文字入力では断然 Xperia優位でしょう。
それにAndroidですと、POBox以外にも様々な日本語入力の仕組みが選択できます。


ランキングでは流石に勝てるとは思いませんが、Xperiaは6位ぐらいをキープし続けるのではないでしょうか。最終的には来年4月頃までに50万台販売し第1弾としてはまずまずの結果で、モデルチャンジを迎えるのではと予想します。その頃には、ドコモももう少し積極的にスマートフォンを売ろうとするんじゃないですかね。

2010年6月22日火曜日

期待のAndroidネットブック 東芝 Dynabook AZの魅力

東芝25周年モデルの一つDynabook AZの魅力を紹介したいと思います。
(海外ではDynabook AC100で売られるみたいです)



ネットブック
4万5千円と価格競争力もあるネットブックな所です。
タッチパネルモデルでしたら、年末に山ほどでますが、Android ネットブックは相当冒険するメーカーでないと出てきません。

ネットブックとしてAndroidがどこまで実用的かどうか
販売台数が落ちつつある、ネットブックの救世主になるのか楽しみですね。
世界でもシェアがある東芝ですから、今の所スマートフォン以外での初の売れたAndroid商品になるやもしれません。
重さはiPadほどですから、ぎりぎり持ち運べる範囲でしょう。
Windowsと違うメリットは、バッテリー稼働時間及び、動作レスポンスの速さでしょう


2.1端末
ネットブック風の端末としてはSharpからのLynx/IS01などOS 1.6 端末がありますが、こちらは2.1端末です。夏頃ですと日本だとHTC DesireとGalaxy Sぐらいしか2.1対応端末はありませんので、よりAndroidらしさを体験可能です。
2.2のアップグレードは未定ですが2.1あればアプリで不自由はしません。(Flash除く)

AndroidMarket未搭載と言う話もありますが、日本でも各所でAndroidアプリ配布サイトが活発になってきましたし、日本語アプリで不自由はしないでしょう。

Tegra2
今後のAndroid Tabletでよく使われるだろうNVIDIA Tegra2のDual Core パフォーマンスを体験できます。
同じ1ghzでもSnapdragonよりはパフォーマンスは上です。(Snapdragonは3G接続が必要な端末でよく使われる。)
OSをAndroidに限らなくてもTegra2搭載 ネットブックとしては初物になりそうで注目を集めそうです。

東芝から本格的なAndroid端末が出たのは本当に喜ばしい限りです。
今後のスマートフォンやタブレット端末など期待が持てます。
また、東芝はChrome OSのパートナー企業にも入っていますしChrome OSのネットブックはどう出してくるのかこれまた楽しみです。

2010年6月21日月曜日

Androidスマートフォンの液晶サイズが大きくなる理由

Xperia X10の4インチでも大きいと思ってたらHTC Evoの4.3インチが出て、さらにはそれより大きそうなDroid Xまでとだんだん液晶サイズ大きい端末出てきましたね。

この大きくなってきている理由を考えてみました。

バリエーションの1つ・インパクトが強い・アメリカ市場 だからです。


バリエーションの一つ
端末メーカーは幅広いユーザーのニーズを満たすため年に数十機種出します。

ハイエンド・ミドルエンド・ローエンドだけでは、似た機種ばかりになりますので
液晶が大きいタイプ・Qwertyキーボードが付いてるタイプ・カメラが高性能など複数のバリエーションモデルを出すでしょう。
特に液晶が大きいモデルは、他に比べると簡単な分、各メーカー出してくるでしょう。

インパクトが強い
やはり、これまでにないサイズですとニュースバリューがありますね。
さらに他の機能と比べて画面サイズですと動画や写真でわかりやすいです。
特に他機種と並べると一目瞭然ですね。


アメリカ市場
今Android端末が一番売れるのがアメリカ市場です。
アジア市場ではまず受け入れられないでしょう。
アメリカだと家電でも大きくて安いのが売れたりしますし
4.3インチの液晶の端末でも普通にポケットに入るサイズの服着てる人も多いですから。

米メディアを見る限りHTC Evoは販売好調で大きすぎるという評価はあまり見ません。
普通に5インチまで出そうですね。

日本では4インチ以上の端末の需要は少ないと思いますし
日本メーカーには巨大化ではなく得意の小型化で勝負してもらいたい。

2010年6月18日金曜日

アメリカではAndroidが好調な3つの理由を考えてみた

 最近は様々な統計データーでAndroidがシェアを伸ばしていることを聞きます。
特にアメリカで第一四半期でiPhoneを超えたなどヨーロッパやアジアなどに比べると非常にうまくいっています。
(ただし最近のニュースではiPhoneの予約なようでAppleの人気も衰えていません)

どうして、アメリカではうまくいっている理由を3つ考えてみました。
マルチキャリア・0円携帯・アメリカ人気質です。

マルチキャリア
米4大キャリア中のAT&T含めてすべてのキャリアからもでる
AT&TというAndroidに力を入れていない所を抜いても、潜在的ユーザー数ではAT&Tだけの倍以上います。
さらにWiMaxなど次世代回線が用意されつつある。
(具体的にはVerizonのHTC Incredible・DroidやSprintのHTC Evoが好調のようです)
 一方イギリスなどでは、すべてのキャリアからiPhoneも出てたりしますので、優位さはありません。

0円携帯
発売してしばらくしたり、人気がない端末は2年契約の0円で販売されます。そして0円以下にはなりません。iPhoneの一つ前の機種の低価格モデルは$99で売っていたりしますし。競合のBlackberryも安いものは0円だったりします。つまりAndroidの高性能な端末が0円になってお得感が出ます。
(シムフリー端末だといくらでも安いのありAndroid端末のオトク感は出にくい)

アメリカ人の気質
アメリカ人は変革が好きです。さらに最近のAppleのビッグブラザー化に懸念を示す人も増えてきています。
Google Voiceを拒否やその他多くのアプリを検閲しているAppleに比べてAndroidの方が革新的と感じるユーザー増えてきた。

Androidがアメリカで優位な状態での新型iPhoneとの競争の夏商戦はだうなるか楽しみです。
すでに予約が殺到しiPhoneは相当な数が売れそうです。これに対向するには新しくでるDroidやGalaxyがどこまで売れるかですね。
秋以降はiPhoneのマルチキャリアで販売という話もあり、さらに厳しい競争が始まるでしょう。

2010年6月16日水曜日

ソフトバンクのiPhone4の値段が高く見える理由

アメリカAT&Tに比べるとソフトバンクのiPhone4が高く見えるのは、一言でいうと、現実的なプランを比べた場合(2年で16万円とします)、通話に関してもデーター通信に関してもソフトバンクの方がサービスが限られている場合が多いからです。
 (ただこれは日本の通信業界全体の傾向だと思いますし、iPhoneに限らすAndroidなどのスマートフォンを比べても高く感じるでしょう)

ただし通話相手が国内市場20%ほどのソフトバンクだけに限る人ならば高くはないと思います。


順を追って説明していきます。
本体価格
 まず、アメリカと日本の本体価格を見てみましょう。(ただSimロック端末同士を比べることは無意味なのですが)16GBモデルですと、アメリカ$599(5万5千円)で日本は(4万6千円)となっています。
日本の方が1万円本体格は安く見えます。

次に2年契約時の値段を比べてみましょう。
AT&Tのプランを見てみましょう
AT&Tの場合は、安い通話サービスは$40のAT&T Nation 450 w/Rolloverとなり
これは家族間無料と450分のどこでも通話と5000分の夜間・週末通話が可能です。
データープランの方はだいたい、安い月$15で200MBと$25の2GBがあります。

200MBデーターは2年で $1320+$199 = $1519(13万8千円)
2Gデーターは2年で $1560+$199=$1759(16万円)

ソフトバンクのプランを見てみましょう。
ホワイトプランにパケットし放題 for スマートフォン(12250パケット・1.5MB)ですと
2900円を24ヶ月で6万9千6百円となります。
まず、ホワイトプランですが、これで収まるのは限られた時間帯でソフトバンク同士でしか通話をしないという限定された場合だけではないでしょうか。
さらに、月に1.5MBに収めるには相当接続を控える必要が出てくるでしょう。
この場合、iPod Touchを使う方が現実的だったりしませんでしょうか


パケットし放題フラット
5705円を24ヶ月で13万6千9百2十円となります。
こちらは、パケット制限1.2GBとなり、少しは3G接続時にもデーター通信が可能になります。
しかしながら、ホワイトプランの問題は残ります。携帯しか触らず通話は一切しない。通話相手がシェアで20%ほどのソフトバンクだけの人に限られるのではないでしょか。
 この値段は、AT&Tの200MBプラント同じです。どちらが安いかは、通話を重視するかデーター通信を重視するかの嗜好の違いでしょう。

現実的に、毎日1分電話する。そのうちソフトバンクのシェアは20%ほどと仮定して
毎月1000円・月25分通話するとすれば、プラス2万4千円になります。
するとソフトバンクのプランも、16万円になります。

 では同じ16万同士のプランを比べた場合、通話ではAT&Tは無料通話 450分に対して、ソフトバンクは25分
データー通信ではAT&Tが2GBにたいして、ソフトバンクは規制があるので実質1.2GBとなり、端末価格は1万円安く見えるにも関わらずできることは劣っているので高く見えるのではないでしょうか。

2010年6月15日火曜日

北米で来年には逆転する勢いのAndroidのブラウジング シェア

QuantcastのレポートによるとモバイルWebブラウジング シェアはiPhone OSが58.8%でAndroidが19.9%のようです。



iPhoneOSはiPhoneとiPod Touchのようです。(なぜかiPadは省かれています)
ユニーク端末数でなくブラウジングのシェアです。実端末 稼動数に近いと思います。


昨年の11月から半年で10%上がっているAndroidに対して、iPhone OSは66%はあったものが58%まで落ちてきています。両者の差は急激に狭まっています。

乗り換え・買い替えが多い恒例の6月頃のiPhone 新型の発売後もシェアはそれほど変わらないので
この勢いですと、来年には実稼動数ではAndroidが逆転してそうですね。

2010年6月13日日曜日

ミルビュー搭載のXperia X10はこのまま売れ続けると予測する3つの理由

ミルビュー搭載のソニーエリクソンのXperia X10は日本ではこのまま売れ続けると予測します。

モデルチェンジまで徐々には落ちるでしょうが、ドコモ端末では10位以内をキープし続けるでしょう。
(なお、最大のライバルとされるiPhone4はiOSだけでなくハードは携帯大手のサムソンとLGの技術の結集みたいなものですから勝負するのは厳しいです)



一言で表すならミルビュー搭載800万画素お洒落スマートフォンだからです。
以下、理由を3つに分けて説明します。

一つ目の理由は唯一のカメラスマートフォンだから
Xperiaは800万画素というだけでなく、富士通のLSIミルビュー搭載で非常に綺麗な画を撮ることができます。
http://eetimes.jp/content/3990
さらに手ブレ防止など、カメラ機能も充実しています。さすがに日本の高性能なコンデジの代わりにはなりませんが、ネットワーク機能などを重視した場合、これ1台で済ますこともできるでしょう。そしてこれに並ぶ画質を撮れるスマートフォンは出てこないでしょう。

 もちろん800万画素搭載のスマートフォンはいずれ、日本にも入ってきますが、あくまでスペック上の800万画素だけで、ノイズが酷く解像度では到底及ばないでしょう。海外のユーザは気にしないでしょうが、日本のユーザーはカメラ画質には敏感です。ミルビュー相当のLSI積んだスマートフォンは日本人をターゲットにしない限りまず出ません。

2つめの理由は日本のAndroid端末としては標準的
Xperiaの欠点として専門家からは、OSのバージョンが2.1じゃないことがあげられます。
しかしながら、日本のAndroid端末は、ソフトバンクのDesireがあまり売られていないこともあり、バージョン1.6が標準的であり、なんら遅れたものではありません。7月のLynxなども1.6です。
 いずれサムソンギャラクシーSが2.1でドコモから出るでしょうが、その頃にはXperiaも2.1に上がっていることでしょう。

 またマルチタッチ対応でないことが非難されていますが、そもそもAndroid 1.6では必要されていません。
もちろん、2.1以降では必要となるアプリも出てきますが、日本で一番売れているAndroid端末に最適化されていない日本語のアプリは少なく困るケースはほとんど出てこないと思います。(マルチタッチじゃなくても動く代用アプリが出るでしょう)

最後の理由はソニーエリクソン携帯だから
正直トラックボール無しのAndroid端末とかあり得ないと思いますが、デザイン的に妥協しなかったのでしょうね。ばっさり切っています。そのおかげか、ソニーエリクソン携帯が好きなユーザーにはデザインの評価は高いです。

また、ソニーエリクソンの日本語入力機能は優秀だったりします。
つまり、ソニーエリクソンの携帯を選ぶ人にとっては、モデルチャンジが無い限り、他に選択肢は無い
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/design/design.html

あまりスマートフォンに積極的でないドコモから、Xperia X10と競合するような機種は出てこないでしょうから、モデルチェンジまでXperia X10は売れ続けるでしょう。

2010年6月10日木曜日

Amazon.comのスマートフォンランキングから読み解く米Android 2010年6月9日

Amazon.comはキャリアごとに端末が分かれているみたいですね。Apple製は入っていません。
 あくまで、Amazon.comの順位なので米市場を示す正確な情報ではありませんし、推測が多々入っています。
また順位は取り扱いの有無や在庫情報などで変わったりランク外になったりします。


動画は最近発売されたHTC Evo



順位 2010/06/10
(1) HTC Incredible (Verizon)
(4) Motorola Droid (Verizon)
(5) HTC Hero (Sprint)
(8) HTC Evo (Sprint)
(10) Motorola CLIQ (T-Mobile)
(12) Samsung Moment (Sprint)
(13)HTC Droid Eris (Verizon)
(15)Motorola BACKFLIP (AT&T)
(23)Motorola Devour (Verizon)
(26)Motorola CLIQ (T-Mobile)
(38)LG Ally (Verizon)

Verizonの新型機種 HTC IncredibleがAmazonでは売れていますね。


Verizon
1位のHTC Incredibleを始めAndroid端末はだいたいうまくいっていますね。
特にIncredibleが品切れを起こしていないのは、いい傾向です。
ただ、最近発売したLG Allyがさっぱり売れていないのが気になります。

Sprint
HTC Evoの販売直後ということでEvo独走かと思えば、
Evoが入荷まで1週間ほどかかることなどから、なぜかHeroの方が人気だったりします。
バージョンを2.1にアップデートした効果でしょうか。

T-Mobile
T-Mobileといえば、Androidが強いというイメージですが、Amazonでは取り扱い商品が少ないのかいまいちです。
店舗だとNexus OneやMy Touch 3G Slide・Garminfoneなどがありますのでもう少し売れていると思います。

AT&T
北米4台キャリアの中ではAndroidに対する取り組みは最低です。ここはiPhoneがメインですので当然ですが、
逆にBackflipという中性能な端末でもそこそこ上位に入っています。(AT&T内では3位)
Samsung Galaxy Sがここでも扱うみたいですので、競合Android製品がないAT&Tでどこまで伸びるでしょうか。


HTC IncredibleとHTC Evoの登場でようやくAmazonでも売れ筋になるAndroid端末が出てきました。
Amazon市場では今後もBlackberry端末と激しい競争になりそうですが、まだAndroid側のラインナップが少ない気もします。小型モデルや、格安モデルなど端末の充実に期待したいところです。

2010年6月6日日曜日

Hoawei Smartkit S7がAndroid タブレットの主流になりえる3つの要因

中国の端末メーカーが出すAndroid TableのHoawei Smartkit S7


のような(1)7インチディスプレイ(2)Snapdragonプロセッサを搭載し(3)Android OS 2.1(Eclair)を使うのが今年のAndroidタブレット・スレート端末の主流になると考えます。
 以下理由を記載します。

7インチが最適
5インチですとスマートフォンと差別化が難しいです。すでにHTC Evoのような4.3インチ端末もありますし、日本でもシャープのLynxは評価が難しい端末になっています。

10インチは、ディスプレイが電力を消費するのでバッテリーを大きくしないといけなく結果重くなります。
重くなると壊れやすくなるし、持ち運びも不便になる。さらに大きいと値段も高くなる。
 たしかに競合のiPadは10インチですが、あれだけ大きくて重いのを使わせるには、相当に作り込んでるからこそ。値段もFoxconnなどを使って相当無理をしたからこそ可能だった。

 さらに10インチ端末はネットブックと競合し、機能的な不足を感じる場合もある。
(これは次のバージョン GingerBreadで解決することを期待したい)

一方、Kindleなど電子ブックリーダーでも6インチが主流であり、カラー電子リーダー端末として考えると7インチが最適である。

Snapdragonが安定
Qualcommの1Ghz プロセッサーSnapdragonはNexus Oneなど数多くのスマートフォンで使われた実績があるのでCPUのバグは少ないでしょう。そしてバージョンアップもすんなりいくでしょう。
そして動作速度も他スマートフォンと同じぐらいで不満は出てこないでしょう。

他にはNvidiaのTegra2とかタブレットでは人気ありますが、Androidでの実績がなく、まだ未知数です。
今後Tegra2は10インチのAndroid GingerBreadかChrome OSで真価を発揮しそうです
特に3G接続を考えるとSnapdragonでしょう。

OS 2.1がベター
最新のアプリではAndroid OS 2.1が必要になることがありますので、OSのバージョンが2.1であればアプリで不自由することはありません。Android OSの割合でも半分近くが2.1になってきて主流になっています。
Androidの最新版は2.2のFroyoですが、まだ一部機種しか対応していません。今年はまだ2.1が中心でしょう。houweiに限れば他にもスマートフォンを多数作っていますのでOS 2.2にもいずれ上がるでしょう。


というような理由な7インチ・Snapdragon・OS 2.1が今年の主力タブレット/スレートになると考えます。


ついでに、気になるHoawei Smartkit S7の値段の予測してみましょう。
Dell Streakが$500なので $200は切るのは難しいかと思います。
またHuaweiが他で作っているT-Mobile Pulse Miniが$120ぐらいですので、$250ぐらいは頑張れそうな気もします。だいたいArchos 8 Home Tabletもそれぐらいの価格のようですし
この組み合わせでは、S7が一番の低価格モデルとなるでしょう


 ただ中華品質なので、厳しい日本の消費者には受け入れられないでしょうね。
日本の消費者も納得の高品質モデルはいずれDell Streakの7インチモデルとして発売されるでしょう。
 私的にはシャープに作って欲しいのですが