2014年1月30日木曜日

Chrome AppsをAndroid/iOSネイティブアプリに容易に変換できるツールチェインが必要な3つの理由

ウェブアプリストアは存在しない。

世界的に有名なウェブアプリストアは存在しない。
Chrome ウェブストアはChrome OS搭載のChromebook用で、Android/iOSユーザーは見ることすらできない。
普段Chromeブラウザー使っている人でも馴染みは薄い。

それに比べると、Google Playや、AppStoreに訪れる人の数やダンロード数は桁違い

過去の高機能なゲームやアプリが豊富にある、パソコンユーザーが必要とするウェブアプリはわずか。

iOSのクロムには永久にChrome Webstoreは対応しない/できない

GoogleはChrome WebStoreで横断的なサイトを作ろうとしているが、
iOSではAppleの制限のため、safariベースに改良を加えるしかできない。
今だ、他のChromeブラウザーと比べて機能は限定的だ。このような環境でマーケットに対応しようがない。

パソコンそのものが消滅に向かっている

もちろん、企業や研究者やヘビーユーザーはパソコンを使い続ける。
しかし、一般の個人ユーザーは、タブレットで十分になってきている。
Androidデスクトップという話もあるし、そのうちAppleもApple TVでアプリ対応してくる。

世界のインターネットに接続できるデバイスの大半が、Android/iOSになっていく中で、パソコンが少数派になりつつある。

2013年5月17日金曜日

サムソンがAndroidスマートフォンの利益のうち95%を占める。Appleの背中も見えてきた。

Strategy Analyticsのレポートによると、サムソンが世界のアンドロイド携帯の利益のうち、95%を占めるとある。

実は、これは目新しいことではなく、昨年の記事でもサムソンとAppleを合わせると世界の携帯の99%を占めるという記事が出ている。
 通常携帯は元々利益が出ないの。

この記事で驚くべきは別である。
全体の利益が125億ドルで、そのうちAndroidが43%をしめる。
WindowsMobileやBlackberryはたいして売れてないので、利益もないとすると
残りの72億ドルはAppleの総取りと考えてもおかしくない。
(この時期のApple全体の利益は95億ドルなのでもう少し少ないかもしれないが)

そう考えると、2012年においては、利益シェアで73%占めていたAppleが58%近くまで落ちたと言える。
(このシェアでも物凄いことだけど、ただその場合、サムソンも高く評価する必要はある)

さすがに、今年度中は無理だろうが、来年・再来年で追いつく可能性が出てきた。
もちろん、その頃には、Appleの別の主力製品を出していて今のiPodのように、iPhoneは収益の中心ではなくなっている可能性の方が高いが。

ただし、サムソンも、提携してるFirefoxOSに乗り換えたりして盛大に道を謝る可能性は残っているが

いずれにせよ、サムソン一社とは言え、Androidもスマートフォン製造で稼げる時代になったといえよう。

2013年5月15日水曜日

2013年 第一四半期 タブレット市場も出荷シェアで半分を超えAndroid優位に

IDCのレポートによるとスマートフォン市場だけでなく、タブレット市場でもAndroidが優位に展開しているようだ。

出荷台数シェアでは、GoogleのAndroidは2800万台近くを出荷し、57%のシェアを占めた。
一方、AppleのiOSは、2000万台近くを出荷し、40%を占めた。

両社の差は、それほどないが、前年度はiOSが58%をしめ、Androidが39%だったので逆転された形が。

原因としては、10インチモデルで、圧倒的優位だったAppleがタブレットの7インチ化に対応するのが遅れたのが大きいだろう。




7インチタブレットブームのきっかけを作ったのも、今後の鍵を握るのがAmazonでしょう。
おそらく200ドル前後の、新型Google Nexusは性能面で評価も高く、大人気になるでしょう。
そんな中、対向するAmazon Kindleが取る戦略の一つとして値下げが考えられます。

もし、Amazonが現状のKindle Fire HDを100ドル前後で販売するようなことがあれば、今度はこれに対向するため、Googleなども初代 Nexus7を100ドル以下で販売し、さらにタブレットの低価格化が進むと思われます。

そうなった場合、AppleのiPadは価格競争力的に不利になってきますが、その頃にはAppleは新製品・新サービスで別のビジネスを始めていると思います。

2013年第一四半期の世界でのAndroidの販売台数のシェアが好調

ガートナーのレポートによると、2013年の第一四半期において、GoogleのAndroidが74.4%と非常に好調です。
昨年が約57%でしたので好調な伸びといえるでしょう。

AppleのiOSは昨年の約23%から、今年18%と若干落ちています。Appleに関しては後述するとして

他のOSがいつ店頭から消えてもおかしくない状態になってきました。
Blackberryは6.8から3.0と半減。
サムソンのBadaは2.6から0.7と失速(Firefox OSに乗り換える計画)
NokiaのSymbianは8.5から0.6へ(ただしNokiaはMS Mobileに乗り換えた)

MicrosoftのWindows Mobileは1.9から2.9と好調に見えるが、Nokiaが乗り換えてこの数字ですから正直、Androidに完敗といってもいいぐらいです。


さて、AppleですがAndroidが好調の中、堅調にシェアを守っています。
販売台数ベースですと、わずか18%と少なく見えますが、利益ベースで計算すると逆に80%ぐらいのシェアを取りそうです。
(利益が少ないとはいえ他の企業は長年パソコンや携帯など販売してきて薄利多売の商売には慣れていますので心配はないですが。)

それでもiPhoneのシェアがじわじわ減ってきてAppleは心配されますが、Appleの場合、8年ぐらいまえはiPodが収益源として大きかったですが、今はそれほどではない。主力製品の移り変わりが早いので、今はiPhoneよりiPadの方が収益のメインになりつつあるのではないでしょうか。
 ただ、タブレット市場も思ったより早くAndroidにシェアで厳しくなっていますので、新製品の登場が望まれる所です。

メーカー別で言うとサムソンが圧倒的に優位ですが、Firefox OSとかを押すギャンブルに負けると、他所のメーカーに追いつかれる危険性もあります。
 特に、中華メーカー好調ですからね。

スマートフォンの熟成されてきて、もうどのOSでも同じアプリが使えるようになって来ました。
 例えば日本のユーザーに取っては、Lineが使えてパズドラが遊べればいいので、OSはどうでもよかったりします。
 ですので、メーカーやOS問わずシェアを取り戻すチャンスは出てきています。
もう少し円が安くなって日本メーカーのソニーにも5位以内に入ってもらいたいものです。






2012年9月9日日曜日

Androidユーザーの1/5がiPhone5に乗り換える中、どう対策するべきか

TechBargains.comの調査によると、Androidユーザーの22%がiPhone5に乗り換えるそうな。(といってもiPhone5の実物の仕様も出てない中、どこまで信用するべきかわかりませんが)

そういう中、Androidが現在のシェアを維持するにはどう対策するべきでしょうか。

幸いにも、4億8千万台のAndroid端末の2割は、9千万台ですが、これだけの量をAppleは販売日に揃えることができません。今年の実績では第一四半期で3500万大、第二四半期では2600万台です。
2割のAndroidユーザーよりも、既存のiPhoneユーザーの方が新型を欲しがっていますので、Androidユーザー欲しい時に買えるようになるには多少の猶予はあります。

その間にモトローラが新型を発表したように、他のメーカーもiPhone5より凄いと言わせるハイエンドな端末を年末に向けてだせるかが、第一に大切です。


第二には、今スマートフォンを持っていないユーザー、あまり携帯電話にお金をかけたくないようなユーザーに対して、どう低価格で魅力的な端末を出せるかです。
iPhone5の方が、性能的には欲しいけど、携帯購入時に余計に2万近く払うの嫌だよねというユーザー層です。まだまだスマートフォンを持っていないユーザーは多いです。
対してAppleよりもユーザーを獲得できれば、乗り換えられた分の補充は効くでしょう。

海外だと韓国勢のサムソンのエントリーモデル、日本だと加えてファーウェイなどの中華勢でしょう。

第三には、Googleがソフトウェアーのサービスをどう提供できるかです。
例えば、Google Playのギフトカードを用意しました。Android端末購入者には最初から50ドルのカードををつけるなどして、見せかけ上、お得感を出すとか

あるいは、サムソンがDropboxの50GBを2年間無料とやってるようなものを、Google Driveでやったりするなど、いろいろ方法はあります。

イメージだけで、これだけ乗り換えるユーザーが出るわけですから
 Androidも買いたくなるようなイメージ作りが大事でしょう。










2012年8月21日火曜日

日本では4人に1人がスマートフォンを、6人に1人がAndroid、12人に1人がiPhoneを所持 via ComScore

comscoreのレポートによると、2012年 6月時点で

おおよそ1億台の携帯電話への契約があり、そのうちの23.5%はスマートフォンを所持している。


スマートフォン所有者のうち、64.1%はAndroid端末を32.3%はiOS(iPhoneおよびiPad)端末を所有している。


おおまかにいえば

日本人の4人に1人はスマートフォンを所有
日本人の6人に1人はAndroidを所有
日本人の12人に1人はiPhoneを所有


外国の例をみれば、全体の50%ぐらいまではスマートフォンが占める可能性があるので、まだまだ競争はこれからだ。

これまでのような、開発の遅れや急な撤退がなければ、Windowsフォンも新しいのが出て今後は伸びる可能性があるので、来年は、数字は大きく変わっているでしょう。


2012年8月5日日曜日

canalysのレポートでは中国でのスマートフォン出荷台数が世界全体の3割近くを占める

Canalysのレポートによると
2012年 第二四半期のスマートフォンの出荷台数は1億5千万台
そのうちの68%の1億7百万台をAndroidが占める。

さらに、世界出荷台数のうち、27%を中国が占めるようになったのは大きい(アメリは16%)



これで、完全にAndroidは足場を固めたでしょう。
サムソンが、ヨーロッパやアメリカで訴訟をかかえていますが、サムソンがいつ退場しても

次の中国市場で育ったZTEやLenovvoやHuaweiが参入してくるでしょう。
もはや、スマートフォンが行き渡った先進国でのシェアより後進国でのシェア争いが大事になってきている。

こういう地域ですとデザイン性より価格が重要ですからAndroidの方が優位
 

 ただし、こういう地域で、いくらスマフォが普及しても日本で開発したアプリの売上に何ら影響はないだろう。購買率の高い北米でどれだけシェアを取るかが重要である。
iOSは最近、北米でのシェアを取り返している。逆転する勢いだ。
そういう意味では、アプリ販売においては、iOSが優位なのは変わらない。