2011年7月22日金曜日

Androidがタブレットでもシェア30%へ躍進の理由

Strategy AnalyticsのレポートによるとAndroidがタブレット市場でのシェアが30%を超えたようだ。


スマートフォン市場でAndroidがシェアを取ったのと同じとも言えるが、3つの理由がある

1.参入メーカーが多い 2.値段が安い 3.Android OSである

参入メーカーが多い
やはり、参入メーカーが多いと多種多様な機種が出てユーザーの幅広いニーズに答えることができる。

もちろん売れ筋は10インチモデルだが、ノートパソコン的に使いたい人にはキーボードがオプションのAsus Eee Pad Transformerのようなのが欲しくなる。10インチモデルは重すぎると感じる人はGalaxy Tabのような7インチモデルを選べる。さらに読書中心だとNook Colorという選択肢もある。

 Appleとは比較にはならないが、各社にも客が付いていて、ブランドとなっています。
こういう小さいのが合わさればAppleよりも固定客が多くなっている

 さらに各社販促に力を入れていますし、毎月のように新しく端末が販売される。通年を通せばメディアでの取り上げられ方や話題性ではAndroidの方が多くなっています。

値段が安い
パソコンでも値段が安いDell/HPの方がAppleより売れてますし、TVだって値段が重要。
タブレットも同じで同等の品質で値段が安いAndroidが選ばれている。
iPadと同じ価格帯でもHDMI出力やSDカード読み込みができるAndroidにも競争力が付いてきている。

Android OS
Androidを搭載したスマートフォンを所有しているユーザーが非常に増えてきた。
そういうユーザーに取ってもタブレットもAndroidにした方が便利になってきている。

Android OSもかなり使いやすくなってきているし、アプリの数も充実してきて十分 iOSと競争できるようになってきた。


将来の見通し
年末にはAmazonやSonyからも新型タブレットが出ることで、来年同期にはシェア50%近くまで増えているでしょう。ただiPadも人気があり、数年はiOSとAndroidで人気を二分していくことでしょう。その先は、$250を切るようなタブレットが主流となり低価格に強いAndroidがシェアでは優位に立つと思います。

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